江戸川乱歩賞
今は乱歩賞を越える賞金規模の新人賞が出てきてますが、ササロックの青春時代は、賞金1000万で、江戸川乱歩の名を冠した(しかも確か、正賞の記念像はホームズじゃなかったっけ?)江戸川乱歩賞は、唯一にして絶対無比な憧れでございました。欲しかったなあ・・・って、諦めてはないんだけど(笑)ということで、江戸川乱歩賞歴代作品の中でのマイランキング。5位 『アルキメデスは手を汚さない』(小蜂元,昭和48年)意外と、一時期小蜂さんの作品にはまってました。あのユーモアが好き。ちなみに、私が生まれる前の受賞作です。4位 『蝶たちは今』(日下圭介, 昭和50年)まだ私生まれてません。この作品じゃないけど、日下さんの作品でアジサイの色を使った作品はけっこう戦慄した記憶があるの。3位 『猿丸幻視行』(井沢元彦, 昭和55年)もちろんリアルタイムで読めはしませんが、ササロックの中の推理小説黄金時代を彩る「~彦」の一人。確かに、殺人事件のトリックはいらなかったかもとも思うけど、面白かったからいい。2位 『テロリストのパラソル』(藤原伊織, 平成7年)高校生の頃でした。直木賞とダブル受賞で話題騒然だったね。あの頃はまだ直木賞も品格と力があったからねえ。あの短歌がね、泣けた。~ 蒼きパラソル くるくる回すよ藤原さん関連のインタビューとか取材記事とか全部読みましたよ、あの頃は。今でもマイベストトップテンには入る好きな作家さん。そして一位は・・・1位 『写楽殺人事件』(高橋克彦, 昭和58年)衝撃でした。もちろんリアルタイムで読んでないけど、初めて手にとったときに「こういうジャンルがあり得るんだ」というのが、普通に衝撃だったの。それまでね、怪人二十面相や怪盗ルパンなんか読んでて漠然と書いてみたいな、と思ったことはあったけど、本格的に作家を目指す気にさせた、人生の転換の一冊。歴史物以外は、あさるように高橋さんの作品読み漁りましたとも(その頃全く歴史モノは受け付けなかったのです)『小説家』というエッセイがね、また衝撃なわけですよ。講談社の編集長とのくだりがね、、、すげえ(笑)そしてね、総門谷Rの続きをずっと待ってるんだけど、どうなってるんざましょ。ササロックは基本的に「UFO」や「宇宙人」には、夢も浪漫も感じないから嫌いなんですが、古代は好き(なのに歴史小説が嫌いとわけわからん)皆様はいかが?そうそう、ミステリ好きの皆様、投票にもご協力してね!(ちなみに現在『ネヌウェンラーの密室』がダントツです)→【アンケート投票ページへ】*********ササロックの他のブログとHP***********【 マイナーズ 】 http://ameblo.jp/sasaki6/【 動物好きブログ 】 http://myu.st/blog/sasaki6/ 【 カッテにシナモノ 】 http://blue.ap.teacup.com/sasaki6/ 【 デキゴトロジック 】 http://blogs.yahoo.co.jp/sassasix【 ホームページ 】 http://www.geocities.jp/ex_impression/ *********************