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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2023年02月07日
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カテゴリ:社会
ちょっとした懸案事項になっています。アメリカは軍事偵察用と言い中国は民間の気象観察用だと言いました。どっちが正しいかはわかりませんが、そもそも気象観測ということ自体が完全な軍事の領域です。戦争において気象に関する情報は最も重要な要素であり歴史を見返しても気象条件を味方につけて少数が多数を打ち破った例は枚挙にいとまがありません。
 
 アメリカの重要な軍事施設の上を“偶然”通過しただけなんだそうですが、あまり信じてもらえないでしょう。それでも中国がすぐ自分とこの気球だと認めたのは意外ですし、遺憾だと言ったのも驚きました。本音ではことを荒立てなくないという弱気が垣間見えます。
 
 アメリカ側のシンクタンクやマスメディアが盛んに台湾有事を煽っていますが、中国としてはいい迷惑でしょう。戦争すれば勝ったとしてもとんでもないダメージを受けます。しかもコロナ禍が大きな影を落としている。先にロシアが戦争をおっ始めてその為体を見せつけられ、人民解放軍も焦っていると思います。局地戦でいくつか小さい勝利を拾ったとしてもアメリカ相手に簡単にケリはつきません。争いが長期に渡り結局は国家の没落を招きかねません。それは飛ぶ鳥落とす勢いだったかつての大日本帝国の凋落ぶりを見たら明らかです。
 
 今時気球かと思いましたが、記事を見ると意外に使えるものだそうです。普通の飛行機では届かない高い空の上を飛びますし、機銃の弾だけでは穴が開くだけでなかなか落ちないし、何よりコスパがいい。そりゃあ偵察衛星よりは安く着くでしょう。打ち上げ用のロケットも発射台も必要ありません。気球にヘリウムガスを注入して空に放つだけです。勝手に舞い上がってくれます。後は簡単な装置で高度が調節でき都合のいい気流に乗ったら風が勝手に目的地まで運んでくれます。燃料費ゼロ。しかも雲の上だからいつも晴れているので太陽光発電もバッチリです。電子機器を操作する程度の電力分なら全く問題はありません。風まかせなので秒速何キロの超高速なスパイ衛星よりもじっくり観測できます。あの高性能なドローンを作る国です。それなりの工夫がなされているでしょう。今回のはバス3台分の大きな気球でした。日本でもいくつか見つかって騒ぎになっています。
 
 でもどうでしょう。こういうあからさまな諜報活動をする国というのは歴史を見てもそんなに発展しないのです。普通大国というか宗主国には放っておいても情報が集まります。シンパがいっぱいいるからです。勝手にご注進してくれます。その話を聞くだけで相当な情報バンクを構築できます。この気球の件で、いかに中国が国際的に孤立しているか、あるいは仲間がいるようで頼りになるものがいないかがわかります。
 
 アメリカもソ連の上空に直接偵察機を飛ばしていた頃はそんなに強くありませんでした。むしろソ連に押され気味でした。偵察機が撃墜されてパイロットが捕虜になったりもしています。結局はアメリカの発展そのものがソ連を凌駕して圧倒したのです。ソ連が内部崩壊し、それで東西冷戦はアメリカの勝利で終わりました。
 
 情報の最重要かつ最終的重大要素、それは人です。
 
 独裁政権の一番の問題点はその人そのものが腐敗してしまうということです。そもそもこの気球作戦もどういう意思決定のプロセスでなされたのかが謎です。意外に下のものが手柄を焦って上に内緒で勝手にやらかしたのかもしれないのです。日本だって同じようなことがあって大戦争に巻き込まれてしまいましたしね。

Destiny OP Destiny 体験版を遊びつくしてみた。
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↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります!
もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2023年02月07日 11時45分52秒
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