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テーマ:今日の出来事(287529)
カテゴリ:社会
犯人はコンクールに応募した自分の作品が勝手にパクられたと信じ込んで恨みを募らせ犯行に及んだとされています。
実は世間にパクられたという経験をしたクリエーターはいっぱいいるようです。特に今はデジタル・テクノロジーの世界です。コピー・ペーストが編集の基本技です。人の感覚も似たところがあるから出来上がった作品もよく似ていることがあるでしょう。スタッフがうっかり著作権のことを失念してサンプルを出してそれがそのまま作品に使われて問題になったケースもあります。たぶんオリンピックのエンブレム問題がそうだったのかもと言われています。 最近では梅田阪急のクリスマスデコレーションで著作権違反が指摘されあっという間に撤去されたということがありました。 著作権というのは古くて新しい問題です。昔から盗作疑惑はありました。裁判にもなっています。駆け出しの無名のクリエーターが泣き寝入りさせられたケースもあります。あのディズニーも自分のウサギのキャラクターを盗られてしまった経験をしました。おかげでミッキーマウスが生まれたわけですがね。 ある若いイラストレーターが自分が描いた作品なのにそれをネットにうっかり出したらパクられ反対に自分の方が著作権侵害をしているとクレームを入れられたという何とも言えない悔しい経験を訴えていました。こういうのが一番つらいですね。 阪急百貨店のディスプレイの件でも訴えた方は自分の著作を明記してくれたらそれでいいと申し出ていたそうです。でないと反対に自分が真似をしていると言われてしまうからです。でも著作に関する何のアナウンスもなく謝罪文だけで撤去でした。後味の悪い始末です。 今後、チャットGPTなるAIもどんどん活用されるとなるとクリエイトという概念は変わらざるを得ないと思います。どっかで似ているけど確かに真似ではないなというコンテンツがわんさかと誕生すると予想されます。 デジタル技術を利用して自動的に著作権の処理ができるようになってほしいです。似ているとかあるいは引用したとかそういうのがややこしい手続きなしでAIによって管理され権利関係が瞬時に明記され利益を再分配するシステムが望まれます。でないと大変窮屈な世界になるか野放図になって誰も喜ばないようなカオスな世界になるでしょう。ネットには無断使用のコンテンツがいっぱい溢れています。これも適正な利益の再分配システムが必要です。禁止、削除、訴訟だけではどうにもなりません。 京アニ事件は本当に悲惨でした。しかしこの犠牲を無駄にせずクリエイターの世界がより発展していく方向に向かっていってほしいです。 犠牲者のご冥福をお祈りします。 Destiny 体験版を遊びつくしてみた。 貴婦人の乗馬他 オーケストレーション にほんブログ村 にほんブログ村 ↑ストーリーをつくるのは本当に面白いです。これでオリジナルな漫画かイラストが書けるといいのですが・・・がんばります! もう一つのアリとキリギリス by 倖和(サチナゴム) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年01月25日 11時30分23秒
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