アイフル、万歳
アイフル「CM好感度白書」で1位を獲得したとニュースでありました。あのチワワのコマーシャルでしょうね。「ど~する?アイフル」のコピーも秀逸です。たとえばアイフルのHPで返済シミュレーションをします。仮定金利は28.835%となっています。50万円を借りて一定額を返していきます。この場合、最低21,850円が毎月の返済額となり、回数は34回、およそ3年間、総額は742,900円となります。つまり50万円借りると利子として242,900円も余計に払わされるのです。借りるときはドンと、返すときはチョロチョロが心理的にはいいですが、その代償として借りた額の半分近くも利子として払わなければいけません。計画的な人は絶対にこんなところから借りないでしょう。こんなところから借りるくらいなら、収入の10パーセントをこつこつ貯金するあの「バビロンの大富豪」の方がはるかに優れています。年収300万円の人でも2年間で60万円貯まります。これを賢く運用すれば10万円くらいおまけがつくかもしれません。ファイナンスが計画的ではない人が借りてしまうのですから、「ご利用は計画的に」という前提がそもそも成り立たないのです。私はグレーゾーン金利をなくし、法定金利を低くする必要はないと思います。むしろ高くしたっていいくらいです。それよりもさっきのシミュレーションの最終結果を必ずCMに流すようにしたらどうでしょう。それも大きな字で。「50万借りたら75万返すのよ~、がんばって♪」