野本秀一(pf)&岡安芳明(gt)デュオライブ@酔ing
聴いて、”よかった~♪”と感じるライブは多々あれど、聴いて心が優しくなるライブはめったにないと思う。野本さん、岡安さんのデュオは、毎回そんな気持ちにさせてくれます。太ったといわれようが、老けたといわれようが、行かず後家といわれようが、ありがとう、ホントのことを言ってくれて、などと感謝さえしちゃうのです。オールスタンダードで2set。もちろん今回も、岡安さんの大すきな,そして、ワタシも大すきな(そりゃカンケイないか)、エリントンナンバー,「Satin Doll」「In A Sentimental Mood」も聴かせてくれました。そして、野本さんといえば、バップ。チャーリー・パーカーの高速ブルース(タイトル忘れたw)、ちょっと珍しい選曲で「star eyes」、セッションのアドリブのお手本みたいな、でも、まったくマネできない「I'll Close My Eyes」「It Could Happen To You」などなど、じっくりばっちり聴かせていただきました。このお二人で、アルバムなんて出してもらえないでしょうか~??そうすれば、毎日聴けるから、ワタシのトゲトゲしい、すさんだ心も氷解して、少しは人に優しくなれると思うのです。。。。終了後、野本さんにお尋ねしました。「演奏中は、何を考えて弾いているのですか?」と。お答えいただきました。「何も考えてない。ただ、呼吸してるだけ。」やっぱり、仙人だあ~。。。。。