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October 10, 2006
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カテゴリ:日々を楽しく
 バナナはフェアトレードのネグロスバナナを買っているのですが、バナナの入っている袋に食べごろについてなどの説明と現地の様子を書いた紙がはいっています。それを読むと、自家用の野菜と一緒に数本のバナナの木を植えている人がいたり、山奥から出荷するのにバナナを担いで山道を歩き川を渡る人がいたり。天候不順や害虫の発生で出荷できなかったり。それを思うと食べるときには、なんだかしみじみします。
国産の野菜も生産者の名前が書いてある有機栽培のものなど、丹精込めて作ったものなんだなあ、と感じます。 
スーパーやコンビニで売っているプランテーションのバナナには、農薬が空中散布されている農園の中に住んで低賃金で働いている人、連作障害のため農薬を撒いている土の上を裸足で歩くため足がかぶれている子供たちの存在があります

 ベトナム出身の仏教僧侶ティク・ナット・ハン師は「1枚の紙に詩人なら雲が浮かんでいるのを見る。雲なしに水はない、水なしに樹は育たない、樹なしに紙はできない。太陽も必要、樹を伐るきこり、きこりが食べるパンになる小麦やきこりの親もその1枚の紙の中にある。1枚の紙は宇宙全体の存在を表している。同じように個人は個人でない」と言いました。(「仏の教え―ビーイング・ピース」中公文庫

 スーパーに並んでいるもの、おしゃれなカフェレストランで出されるもの、そういうものも、それだけが独立して出現するものではなく、いろいろな人、いろいろなものが繋がっているのですね。都会に住んでいると見失ってしまいがちですけれど。





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最終更新日  October 10, 2006 12:00:43 PM
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