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2011.02.28
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今までの旅行記は、コチラから

現地から更新した、写真たっぷりの旅日記は コチラから。



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無事、ギザ行きのバス乗り場に到着。

バス乗り場と言っても、バス停らしき目印になるものはありません。

ぱっと見、ただの交差点。

地元の人に、「ギザへ行くならあそこだよ」 と言われた場所に立っているだけです。


これは・・・・アレですね。

パムッカレで体験した、「乗客完全スルー事件」 のバスと同じ仕組み。


運転手さんに合図をして乗せてもらうのです。

パムッカレの時みたいに、満員で乗車拒否されたらどうしましょう。

そんな事を思いながら、バスを待ちます。



カイロは大都会だけあって、

私の立っている場所は、色んな方面へ行くバスが通ります。

ギザへ行くのは、「357」 のバス。

「357」 のバスをじっと待ちます。


ここはエジプト。

数字はもちろん、アラビア数字。


アラビア数字って、すごく分かりづらいんですよね。

英数字の 「0」 みたいなのが、アラビア数字の 「5」 だったり、

英数字の 「7」 みたいなのが、アラビア数字の 「6」 だったり。

読みづらい上にヤヤコシイ。



5分ほど待つと、バスが来ました!

フロントガラスの所にバスの路線ナンバーが書いてあります。

「7の逆になったみたいなの、0みたいなの、Vみたいなの」

これで 「357」 と読みます。

こんなん読めないですよね!





バスは、停留所付近で減速 (あくまで減速。降りる人がいれば一時停止)

してくれるので、運転手さんに 「乗ります!」 と目でアピールをし、

バスにダッシュで近づき、乗り込みます。

無事に乗車成功。

バス運賃は、2ポンド(約30円) でした。


しかし、一安心したのもつかの間、ふと思う。

乗る停留所がなければ、もちろん降りる停留所も無いですよね。

私、ちゃんとギザで下車できるかしら。


車内アナウンスなんて、もちろんありませんから。

(仮にあったとしても、アラビア語なので当然聞き取れませんしね。)

再びドキドキ。


隣の席のお姉さんに相談してみると、この方がとても良い方で。

彼女は、先にバスを降りてしまうので、

ギザに着いたら私に教えるよう、バスの運転手さんに伝えておいてくれると言うのです。

シュクラン!(アラビア語で「ありがとう」 の意味)

これで、今度こそ一安心。



街中はすごい渋滞で、ギザに着くまで、1時間以上かかりました。

9時半過ぎに、ようやく到着。

どうやら、ギザが終点みたいでした。

バス停からチケット売り場に向かうのですが、

その間に、「ピラミッドへ行くなら、ラクダに乗らないか」 と、しつこい客引き。

無視していると、「チケット売り場はこっちだよ」 と

ラクダ乗り場に連れて行かれる始末。


客引きはしつこいし、強引なのですが、

なぜか私はウザイとは思いませんでした。

何ででしょうね。

基本的に人々が陽気だからかもしれません。

「コミュニケーションの一環」 だと思えば、楽しめる範囲です。

嫌なら、こちらがしっかり断れば良いだけの話しですものね。



ピラミッドの入場料は、1人60ポンド(約900円)。

ギザには、ピラミッドの王様といわれる 「クフ王のピラミッド」、

スフィンクスの付属した 「カフラー王のピラミッド」、

そしてちょっと小さな 「メンカウラー王のピラミッド」。

3つのピラミッドがあります。


ピラミッドの中に入るには、さらに別のチケットを買わなければならず、

クフ王のピラミッドは、100ポンド(約1500円)かかります。

せっかくなので入場するつもりだったのですが、

クフ王のピラミッドは、午前と午後でそれぞれ入場制限をしていて、

午前の部のチケットは、もう売り切れてしまったそうです。

がーん。


私のピラミッド情熱指数的に、ちょっと午後までは待てなかったので、

外観だけ楽しむ事にしました。


クフ王のピラミッドは、それはそれは大きく、

近くに立つと写真に納まらないほど。

1個の重さが平均2.5トンの石を、230万個も積み上げて作られているそうです。

高さは146メートルにも達します。

これを、4500年も前に、人の力だけで造ってしまったんですものね。

すごい。

スフィンクスも立派でしたよ。


ピラミッドとラクダ乗りのオジサン スフィンクス
 




ここでも、ラクダ乗りやお土産売りなど、客引きがすごかったです。

そんな中、偶然見かけた、アメリカ人の一家。

どうやら、子供がお土産に興味を示したものの、母親がそれを断ったみたいで、

土産売りのオジサンからしたら、売り上げに繋がる絶好のチャンス。

かなりしつこく、その家族に付きまといます。


すると、そのあまりのしつこさにキレた母親が、オジサンに対し、

「In America, mother is the boss! I say No is No!!」

(アメリカでは母親がボスなので、私がダメと言ったらダメなのよ!)

と、すごい迫力でピシャリと断っていました。

すごいわー。

カッコイイ!

スタスタと歩き去る母親の横を、無言で付いていくご主人と子供達。

アメリカの母ちゃんは強そうです。



その後、少し先にあるビューポイントへ。

3大ピラミッドが一望できる、人気のポイントです。

そこにはたくさんの観光客と、お土産屋さんが並んでいました。

お土産屋さんのオジサン達は、

日本人を見ると必ず 「ヤマモトヤマ~」 と声をかけてきます。

しかも、ちょっと自慢げな表情で。

一体、誰が流行らせたんですかね。





お昼過ぎ、ピラミッドを後にし、カイロ市内へと戻ります。

帰りも行きと同じ、「357」 のバスです。

バスに無事乗れたのですが、

乗ったのですが・・・。


夜行バスの睡眠不足と、ピラミッド散策の疲れからか、バスの中で爆睡。


ふと目を覚まし、時計を見ると、出発から約1時間が経過していました。

周りの景色を見ると、見覚えがあるような、無いような。


これはひょっとして・・・。

嫌な予感。



周りの人に聞いてみると、

やっぱり!

寝過ごしていました。

あはは。



道行く人に尋ねると、降りた場所は地下鉄の駅から近いらしく、

地下鉄を使って戻れると教えてもらいました。

不幸中の幸い。

しかも、その人はめちゃくちゃ親切で、

近くにいた子供達に、「この人を地下鉄まで案内してあげなさい」 と指示をしてくださり、

子供達が地下鉄乗り場まで連れて行ってくれました。

本当に助かりました!


地下鉄は、1回1ポンド(約15円)。

地下鉄はしっかりした造りになっていて、自動改札機もありました。

どうやら私、地下鉄で5駅分寝過ごしていたようです。

かなりの距離ですね(笑)

おかげで地下鉄に乗るという貴重な体験ができました。





カイロ市内に戻ったのは、午後の2時。

そのままカイロ市内の散策へ。


エジプトはじめ、イスラム圏ではお酒の取り締まりが厳しく、

路上でお酒を飲んでいると、警察に逮捕される地域もあるそうです。

人々はお酒を飲まないので、その分、男性でもスイーツが大好き。

アイスクリームやケーキを食べている人をよく見かけます。

町にはお菓子屋さんもたくさんあります。

せっかくなので、地元で人気のお菓子屋さんへ行ってみる事にしました。


地図を見ながら店を探していると、

エジプシャンに英語で声をかけられました。


今日一日で何度も体験している、このパターン。

疑いながらも、フレンドリーに話しかけられたら無視できないのが日本人。

お菓子屋さんを探していると地図を見せると、

「その場所を知っているから案内するよ」 との事。


うーん・・・。

ちょっと迷いましたが、悪い人では無さそうだったので、

とりあえず付いて行く事にしました。

黒いズボンにシャツ。

グッチのかばんを持っていて、ちょっとお金持ちそう。


しばらく疑っていましたが、無事にお菓子屋さんに連れて行ってくれました。

しかも、アイスクリームの買い方とか、親切に色々と丁寧に教えてくれました。

疑ってゴメンなさーい。


私がアイスを食べていると、その人がエクレアを買ってきて、

「2つ買ったから一緒に食べよう」 と言うではありませんか。


うーん・・・。

確かに良い人そうですが、どこまで信頼して良いものか。


ちょっと迷いましたが、とても親切で良い人そうでしたし、

よくある客引きとも違う感じがしたので、ご一緒しちゃいました。

決して、エクレアに釣られたワケではありませんよ。

決してね。



近くのカフェに移動し、エクレアタイム。

中にチョコクリームがたっぷり入っていて、とっても美味しかったです。

エクレアはご馳走してくれましたが、カフェで頼んだチャイの値段は割り勘でした。

おごりじゃないあたり、なんか逆に安心できるような?

ケチなだけ?


しばらくすると、さらにその人が、

「せっかくだからビールを飲みに行かない?」 と言うではありませんか。


うーん・・・・。

これまた迷う。


お酒の席となると・・・ねぇ。

でも、まだ昼の2時半だし。

悪い人には見えないし。

「1杯だけ」 という条件で、ご一緒しちゃいました。

決して、ビールに釣られたワケではありませんよ。

決してね。



でも、久々に飲むビールは染みたわ~!

結果、その人は純粋にとても良い人でした。

ホント、疑ってごめんなさいね!

ただ、話す内容がとても難しい。

「君は、愛についてどう思う?」 とか、

「君の夢はなんだい?」 とか、そういう深い話をガッツリ聞いてくるのです。


そういう話は好きなのですが、なんせ言葉が英語。

なんちゃって英語しか話せない私には、そんな小難しい事、うまく説明できません。

早めに切り上げて失礼させていただきました。


今日は色々と貴重体験ができました。

カイロ。

確かに商売熱心な人は多いですが、皆さん陽気だし、すごく親切だし。

すっかり大好きになりました。









<19>へ続く。







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Last updated  2011.03.01 17:56:04
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