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2011.02.28
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今までの旅行記は、コチラから

現地から更新した、写真たっぷりの旅日記は コチラから。



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エジプトのイメージと言えば、やっぱりピラミッドと砂漠。

この2つは絶対に行こうと決めていました。


カイロから砂漠へ行くには、南西へ約500キロ先にある、

バフレイヤ・オアシスのサファリツアーに参加するのが一般的らしく、

前日に宿から申し込みをしました。


朝の7時過ぎに宿を出て、近くの大きなバスターミナルへ。

まずは、バスで5時間かけて、バフレイヤへ移動します。

バスの中で、同じくバフレイヤへ向かう日本人グループと一緒になりました。

どうやら彼らは、別の宿から申し込んだみたいです。

一人で心細かったので、仲間ができて安心しました。


バスに揺られて5時間半。

そろそろお尻も限界です! という頃、ようやくバフレイヤに到着。

バスを降りた所には、大勢のガイドさんが待っていて、

自分の申し込んだツアーのガイドさんを探します。


砂漠へはジープで行くので、7~8人ずつのグループに分けられるみたい。

バスの中でご一緒した、日本人の方と同じグループになりました。

メンバーは、日本人5人、アメリカ人1人、アメリカ育ちの韓国人1人。

それにガイドさんを加えた8人です。



時刻は午後1時半。

まずは、少し遅めのお昼ご飯。

パンとサラダ、ツナ、ポテトチップスという、超簡単な内容でした。

ランチを終えたら、いざ砂漠へ。


一本道をブンブン飛ばします。

バフレイヤ・オアシスは、「岩砂漠」 の地帯で、

砂漠と聞いて想像するような 「砂砂漠」 ではありません。

周りには岩がゴツゴツしています。

黒砂漠、白砂漠、クリスタルマウンテンという、3つの見所を見て回ります。


クリスタルマウンテンは、辺り一面にクリスタルのカケラが落ちていました。

残念ながら持って帰る事はできないそうです。

白砂漠には巨大な石灰岩がゴロゴロしていて、色んな形をしています。

木と鳥に見える、かわいいビュースポットもありました。


皆が写真を撮っていると、

ツアーメンバーのアメリカ人が、岩に向かって駆け出しました。

何事か? と思ったら、いきなり鳥の形の岩の上にまたがり、写真撮影タイム。

日本人メンバー、一同ビックリ。

そこ、明らかに登ったらダメでしょ!

しかも、周りに写真を撮っている人がたくさんいるのに。

やっぱり欧米人はスケールがでかいというか、なんと言うか・・・・

ワイルドですね。


<アメリカ人がよじ登った、石灰岩でできたビュースポット>
木と鳥のかわいらしい形をした石灰岩






やがてアスファルトの道を外れ、砂地をガンガン進みます。

ガンガン揺れます。

バウンバウン弾みます。

まるでアトラクションみたい。


やがて日が落ちるころ、車はキャンプ地に到着。

キャンプ地と言っても、設備があるわけではありません。

砂漠のド真ん中。


車から荷物を降ろし、ガイドさんがテキパキと準備をしてくれます。

風除けの布を張り、砂の上に絨毯を敷いて机を置く。

続いて、焚き火の準備と、夕食作り。

この夕食が、かなり本格的。

砂漠の中なのに、材料を切るところからやって下さいます。

料理が完成するまで、ひたすら待ちます。



日が落ちると、一気に寒くなります。

長袖の上にフリースを着込んでも寒いぐらい。

そんな中、アメリカ人の彼は、一人半袖とハーフパンツ。

いくら焚き火の近くだからって、寒くないのかしら。

やっぱり欧米人はスケールがでかいというか、なんと言うか・・・・

ワイルドですね。





やがて辺りが真っ暗になり、ふと空を見上げると。

うわーーー!

すごい星!


この日はちょうど新月。

月が出ないので、辺りは本当に真っ暗。

その分、星がクッキリ見えました。

しかも、周りに高い建物が無いため、星が真横から昇ってくるのが見えるんです。

まさに、180度の大パノラマ。


8時過ぎ、地平線からオリオン座が昇ってくる瞬間を見た時は、本当に感動しました。


そして、8時半になり、ようやく夕食が完成。

2時間かけて作って下さいました。

マカロニ入りのスープ、炊き込みご飯風のライスと、炭火で焼いたグリルチキン。

どれもすごく美味しかったです。

ご馳走様でした。




食事の後は、就寝準備。

絨毯の上に、寝袋と毛布で眠ります。

砂漠のド真ん中、星空の下で眠る。

こんな事って初体験。


屋根が無いので、本当に見上げれば星空なんです。

くっきり見える天の川。

流れ星。

こんなに綺麗な星空を見たのは、生まれて初めてでした。



生まれて初めてと言えば・・・。

砂漠の中なので、当然トイレもありません。

トイレの仕方はネコと一緒。

穴を掘って用をたし、砂で埋める。

紙だけは自然に返らないので持ち帰ります。

なかなかワイルドな貴重体験ですよね。





翌朝、6時にガイドさんに起こされて起床。

夜と朝の感動的な瞬間を写真に納める事ができました。

上に星が写ってるんですよ!




しばらくすると、太陽が昇ってきました。

この旅で、一体何回、日の出を見ただろうな。

今日の日の出も、とても美しかったです。


皆が朝陽を見ている間に、ガイドさんが朝食を作って下さいました。

朝食は、アエーシと呼ばれる薄くて丸いパンとチーズ、ゆで卵。

簡単な朝食ですが、ゆで卵はわざわざ朝茹でて下さったみたいで、とても温かい。

パンも一枚一枚火で炙って下さったみたいで。

その心遣いに感動です。


そして、私達が朝食を食べている間に、

ガイドさんは絨毯や寝袋を全部片付けていて下さいました。

なんて素晴らしいガイドさんなのかしら。


朝食を終え、7時20分に出発。

今日も砂漠をぶっ飛ばし、ガンガン進みます。

そして、約2時間後、村へと戻ってきました。


ここでツアーは終了です。

とても楽しい1泊2日でした。

ガイドさんとお別れし、カイロ行きのバスに乗り込みます。

行きは観光バスのような大きいバスだったのですが、

帰りはミニバスにぎゅーぎゅー詰め。

座る事はできるものの、首アテが無い。

この状態での5時間は、非常に辛かったです。



午後3時、どこかのバスターミナルで降ろされました。

ここから地下鉄で帰るらしいのですが、、、

さて、地下鉄乗り場はどこかしら。

ウロウロしていると、バスで一緒だったオジサンが地下鉄乗り場まで案内してくれました。

しかも、切符まで買って下さったんです!(オジサンのお金で)

「エジプシャンは嘘つきばかりだ」 なんて悪い噂をよく聞きますが、

私が出会ったエジプシャンは、皆とても親切でフレンドリーでした。





ついに明日は帰国の日。

今日は、この旅で過ごす最後の夜です。

何か思い残す事は無いかしら・・・。


とりあえず、お土産を買わなくちゃ。

しかし、街中では、お土産になりそうなものが全然売っていませんでした。

洋服とか靴とか、そういう都会的なお店ばかり。

ピラミッドの模様の入ったチョコレートとか、

どこでも買えるじゃん! というマカデミアナッツとか、

そういうベタベタなお土産が、全く売ってないんです。


困った。

明日帰国なのに。


最悪、お土産は空港で買えるので、今日は食に走る事に。

コシャリやファラフェルなど、B級グルメをガッツリいただきました。

最後の夜だけど、そんなに特別な事とは感じなかったな。


10日前も、おとついも、きのうも、そして今日も。

1日1日をめいっぱい楽しむのみです。









<20>へ続く。

いよいよ次でラストです!







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Last updated  2011.03.01 18:22:32
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