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詩集の中の栞のように~裏ブログ~

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2008/07/01
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カテゴリ:教務(国語)

国語の「助詞」と「助動詞」をズラーっと並べ、

ズラ.jpg

「助詞と助動詞に分けなさい」という問題を出す先生がいた。

 

覚えてしまうというのも手っ取り早い方法。

勉強していれば自然と覚えられる。

 

ただ、暗記は嫌いという場合は、簡単な見分け方がある。

活用があるのが助動詞、活用がないのが助詞・・・

 

そんな方法ではなくて、もっと簡単な方法。

 

それは、「から」または「ので」を付けてみて、意味が通れば助動詞意味が通らなければ助詞という見分け方である。

 

まず、助動詞。

たとえば、「られる」「せる」「らしい」「そうだ」などが助動詞である。

助動詞は、後ろに「から」を付けてみると、そのまま自然と文章が繋がっていく。

 

・遠くまでボールを投げられるから、彼は野球部で外野手を希望した。

・あんまり夜遅くまで働かせるから、彼は会社を辞めてしまった。

・明日は雨が降るらしいから、ちゃんと傘を持っていった方がいいよ。

・来週試験があるそうだから、今から対策をしておこう。

このように、助動詞(青字)の後に「から」を付けると、意味が通じるようになっている。

 

次に助詞。

たとえば、助詞には「が」「を」「より」「まで」などがある。

これらの直後に「から」を付けると日本語としておかしくなる。

・台風から・・・

・プレゼントから・・・

・右方向よりから・・・

・新宿駅までから・・・

どれも、助詞(緑字)の後ろに「から」をつけると意味が通らなくなる。

 

このように直後に「から」を続けられれば助動詞、「から」が続かなければ助詞

というような識別法がある。

 

ただし、例外。

助動詞の「う」「まい」「よう」の3つだけは、後ろに「から」を付けるとおかしくなる。でも、「う・まい・よう」は助動詞。

生徒には「うまいよ~!」と覚えさせている。

ちなみに国文法の本をみると、この「う」「まい」「よう」だけは

助動詞の中でもやはり例外的扱いになっており、

「語形変化のない助動詞」という名称がつけられている。






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Last updated  2008/07/02 12:16:46 AM
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