黒猫のゆううつ～Melancholisch von SchwarzeKatze

今日は記念すべき一日です。
札幌で行われるファイターズ戦にとうとうあの男が帰ってきます。

岩隈 久志

長かった。
今シーズンはダメじゃないかと思ってましたが、
この男は諦めずに必死の調整をして帰ってきました。

本当にお帰りなさい（＾＾）

出来る事なら、
打線がベストメンバーが組める攻撃陣の元、
地の利が有るフルスタを復帰戦にして欲しかったですが、
チーム事情がそれを許すことが出来ず、
鬼門と言われる札幌ドームでの登板となってしまいました。

1回は見事な三者凡退で切り抜けたものの、
2回は先頭打者の稲葉にソロムランを浴び、
その後不運な当りのタイムリーで2失点。
3回は四球と牽制悪送球で満塁にしてしまい、内野ゴロの間に1失点。
この時点でたったの3安打なのに3失点と言う内容。

しかしその後は粘りの投球を披露します。
圧巻は6回、稲葉にツーベース、新庄にシングルを打たれ、
1アウト3塁のピンチ。
次の高橋に対して、最速145キロのストレートがうなります。
最後はスライダーで空振り三振！
球の威力、キレが回を追うごとに上がっていきます。
エースの意地、負けられないという思いが表れた投球でしたね（＾＾）

その熱投に打線が応える事が出来ません。
2回には見事に繋がり、2点を上げる事は出来ましたが、
その後はチャンスは作るものの得点出来ず。
隈が降板するまでの６回まで、９安打で２点では寂しすぎ。

幸いな事に９回に同点に追いつくことが出来たので、
隈の負けは無くなりましたが、
もっと早い援護で楽な投球をさせて欲しかった。
ベストメンバーでは無いのは十二分に判ってます。
判ってはいますが、
６回の意地の投球を見てしまった後では、
苦言を呈したいんですよ（－－＃
野手の意地が見たいぞ。

試合は野手も投手も全員投入する凄まじいグダグダ試合延長戦の末、
１２回にバレントの来日初アーチが飛び出し、
その裏をきっちり豊彦さんが〆て、
６－４で札幌ドーム初勝利を飾る事は出来ました。
とりあえず３８勝オメ！

ただ正直、心情的には今日の試合は負け試合じゃね？と思ったりもしてます。
札幌ドームの呪いもとりあえず解けたということで、
明日は野手の意地を見せて欲しいと思います。