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2019年08月19日
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カテゴリ:世界と政治
 (誤字修正、末尾追加 8-20)

 韓国の李 栄薫氏(前ソウル大教授)が、MBC記者を平手打ちしたら暴行と報道された。
 この人は、韓国の今までの歴史学はでたらめ・迷信の上に立っていると宣言した。また数年以上前に慰安婦関連で床に土下座させられたことがある。それから研究が進みいくつかの本を日本で出しているが、今回その決定版らしき本「反日種族主義」という本が韓国で(韓国の数字としては)ベストセラーだそう。
 それで今話題の渦中の人だが、その人が韓国のテレビ局のインタビューをうるさがって暴行したという。
 まあ、私の結論からすると、あまりのしつこさに平手で叩いて叱りつけたということのようだ。

この人の主張
 他、アマゾンや検索で李 栄薫や反日種族主義を探す、と出てくる。

・今回の事件を知るサイト。
 なんか、あんまり大手のメディアは少ない。

今回のテレビ局のサイト
 ここでビデオが出ているのだが、、、、これがかなりペテンである、というのが私の説である。
 MBCは、半官半民のテレビ局。官が多いと認識されているらしい。

 ビデオの検証。
 MBCが見せたビデオでは順序が入れ替っている。シーン1~4はビデオが示した順。しかし路面の位置から見て正しい時間順序は、1、2,4、3である。

シーン1。(2:09~)
 事務所?戸口で。別の記者が訪問し断られている。
シーン2。(2:22~)
 翌日か休み時間か、今回の記者が外出を追いかけてインタビューを頼む、数mはさほど不機嫌な感じではない。(路面の赤いのに注意、歩いた位置をこれで確認すること。)
 (その次のシーン3。は20m以上とんで進んでいるので、後述)
シーン4。(2:55~2:59)
 路面を見ると、2の数Mの後、カメラで写しているところで、カメラを拒否して手をかざし、記者達がそれを邪魔している。(路面の色・文字、車からシーン⒉の直後だとわかる)
シーン3-1。(2:39~)
 さらに20m近く進んだ所で、さらにしつこくマイクを向けている所で、うんざり拒否している。(つまり、もみ合った後、カメラは教授から逃げて距離を取って、⒉0m以上撮影を続けていることになり、教授もじれている。)。マイクをはたき落として、頬を叩く瞬間(2:45)、その直後。はたき落とした手が握られずにさらに開き直して記者の頬を打とうとしている。明らかに平手である。打った瞬間は省略されて、打たれて顔が横を向いた記者に、叱りつけるような姿勢で怒鳴っている(2:48)。
シーン3-2。(2:49~)
 歩き進んでマイクをはたき落とすシーンからやり直し。足元は同じ位置(右下のブロックを目印)。顔に当たる瞬間(2:53)の手の開きが見えない。→ シーン4に戻る。

 理解。これから記者に対する感情を読み取ると、
 新人ぽい記者なので、冷静に断ろうとやりとりしていたら、カメラが前に回り込んで「教授は拒否してます」というやり取りを取ろうとした。断片的な言質や態度を政府色の強い組織に利用されたくなかったので、もみ合いに近い感じで拒否した。カメラは逃げて距離を取って、さらに20mほども、撮影し続けこの記者がつきまとう。いいかげんにしろ・恥を知らないのかと、言ってわからない大きな子供を叱りつける気分でマイクをたたき落とし頬を平手で打とうとした。韓国は今でも徴兵制である。鉄拳制裁が今の世代にあるかは知らないが、教授の時代は当然あっただろう。・・・となる。

 ポイント。手が当たるシーン。
 シーン3-1の終わりは叱るように怒鳴っているから平手が似合うし、手の画像が手のひらを映している。 打った瞬間が省略されて、次の瞬間に続く。
 シーン3-2は、わざわざこの手のひらの映ったのを隠すように続き、まるで2回マイクをはたき落とし顔を叩いたかのようだ。しかし歩き進んでの同じ位置であり、同じシーンのくり返しである。わずか倍率が上がっているし、2回繰り返すという定番の手法なのだろう。そしてシーン3-1で見えた手のひらの見える瞬間から一コマ進んで停止し、左上の字幕が邪魔をして、握ってるのか開いてるのかわからないコマで止まる。

 まとめよう
 MBCは、「暴行」と呼ぶために、打たれた瞬間と平手の部分を隠した。叩かれた瞬間の頭部の動きの瞬間がないのは、平手ではたいた力が弱かったのを隠しているから?か、殴るのと平手では動きが違うのがわかるからか、または → 後述(2段落あと)。
 また、流れの前後を入れ替えて、ていねいな態度の新人記者にいきなり教授が殴りかかって、それを撮影したカメラともめたかのように見せている。実際には、始めにカメラがうるさくてもめた後で、20mほどつきまとっていたのに、映像の嘘なのだ。
 とすると、叩いた瞬間を映さなかったのは、叩いた → 叱った、というつながりを視覚的に壊すことで、 怒鳴った(叱った) → 殴った(平手で叩いた) → 撮っていたカメラを邪魔しようとした(20m前のできごと)、という流れに見せたかったからだろうな。


(追伸。今でもトラックバックが効くかどうかテストで再編集アップ)
(追伸2。じつはこれへの動きがすでにありました。
 ​イ・ヨンフン教授から『反日種族主義』の読者へ(2) > MBC記者との問題に関して
 どうやら、すでにここの考察と同じことを本人が公表していました。
 ただ、カメラともめ始めてから20m進んだことは書かれてないので、ひょっとして視野角の方向とか何か見間違い?とビデオを見直したら、やっぱり違ってません。20mほど移動してからマイクをたたき落としてますね。





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最終更新日  2019年08月20日 21時21分24秒
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