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2007.07.19
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カテゴリ:雑記
ずいぶんとご無沙汰してしまいました。

さて、今回は7/14に参加してきました、サントリーさんの「産地別シングルモルトセミナー」の様子をお届けします。山崎蒸留所の様子も併せてご覧ください。

14日は台風接近もあって、20人定員(予約満席)のところ、8名の参加となってしまいました。その分、和気藹々としたセミナーになりました。

まず初めに、山崎蒸留所の見学です。セミナーで行われる見学は、通常の見学より多めに時間を割いて詳しく説明をしてもらえます。


写真一枚目は「仕込槽」。まずここで粉砕した麦芽を温水に浸し、でんぷんを糖化させます。
070714山崎蒸留所 002.jpg


二枚目は「発酵槽」。ここで先ほどの麦汁を発酵させます。
070714山崎蒸留所.jpg


三枚目は「初留釜」。よく見ていただくと、形が色々あることに気づかれるかと思います。この「形」がウイスキーの個性を決める重要な要素になります。
070714山崎蒸留所 004.jpg


次に「再留釜」にかけて、アルコール度数を70%前後にまで高めます。
070714山崎蒸留所 005.jpg


再留を経た液を「ニューポット」といい、樽詰めされて深い熟成へと向かいます。この日は残念ながら樽払い・樽詰めが行われていませんでした。


樽詰めされたウイスキーは、貯蔵庫で数年~50年以上の長い熟成期間へ入ります。「長く寝かせれば良い」という訳ではなく、その樽ごとに「ピークに達した」時を見計らい、樽から出されます。
070714山崎蒸留所 008.jpg
まさに壮観。ウイスキー好きにはたまらない光景です。


最後の写真は、「オーナーズカスク」貯蔵庫です。ブレンダーさんが厳選した樽を、一樽まるごと購入するという、とても贅沢な制度です。現在販売中の樽は、一番手軽なお値段の物で110万円、1979年のミズナラ樽(かなり貴重です)では3000万円となっています。樽の前で「このブルジョワめ!」と思うのも、また一興です(?)。
ほとんどの場合は個人でなく、共同購入だそうです。
070714山崎蒸留所 010.jpg



工場見学が終わると、座学、試飲へと進みます。今回の産地別でテイスティングするのは、山崎12年、白州12年、マッカラン12年、ボウモア12年の4種類です。
070714山崎蒸留所 012.jpg

ボウモア以外はこのブログで紹介させていただきましたが、改めて大体の特徴をご紹介します。

・山崎12年
酸っぱいりんご、レモン、しその香り。上品でまろやかな味わい。樽由来の旨み。エステリー。

【特売中】サントリー 山崎 12年 700ml 43度 ギフト箱入り

・白州12年
バニラ、ミルク、バターロールの香り。レモン、プラムの味。山崎に比べてスモーキー。シルクのように滑らかな舌触り。

サントリー 白州 12年 700ml 43度

・マッカラン12年
バニラ、お香、ぶどうの香り。少々オイリーだがしつこくなく、シェリー樽由来のレーズン様風味が心地よい。

【特売中】マッカラン 12年 シェリーオーク

・ボウモア12年
最初は強い潮の香り。続いてハチミツ、クルミ。適度にスモーキー。ナッツやバニラの味。潮の味が爽やかだが、飲み手を選ぶ。写真は旧ボトル。

楽天他店~6,300円の品【特売中】ボウモア 12年 700ml 40度


それぞれの香りや味を比較しながら、おつまみとの相性も探っていきます。基本的にそのモルトに近い味のおつまみが合います(例えばマッカランなら甘いチョコ系統、ボウモアなら塩味の強いチーズやナッツなど)。

このセミナー一番の収穫は、生まれて初めて「ブルーチーズが美味しい」と思った事です。今まで強すぎるブルーチーズしか食べたことが無かったのですが、今回添えられていた「ROSENBORG(ローゼンボーグ)・ブルー」は、まろやかだが青カビのピリっとした風味も楽しめる逸品でした。


ローゼンボーグ・ブルー。デンマークの代表的なチーズ。

私も明日あたり、デパートで探してみようと思っています。


残念ながらこの「産地別講座」および「熟成年別講座」は、現時点で満席になっています(キャンセル待ちあり)。8月には「モルト原酒講座」の予約が始まりますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。1000円分の価値は、十分すぎる程ありますよ。






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Last updated  2007.07.19 15:50:40
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