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テーマ:アニメあれこれ(26117)
カテゴリ:バカとテストと召喚獣にっ!
ながされて藍蘭島の第3話を見ました。
第3話 役立って、居候 川で顔を洗っているとんかつと行人。 すずからタオルを受け取った行人は少し顔を赤らめながらお礼を言う。 「朝御飯、冷めちゃうよ」 《新婚家庭ってこんな感じなのかな?何、考えているんだ。僕は居候であって、婿じゃない。って、そもそも婿って発想からして間違ってるんだよな…。普通はお嫁さんだろ?やっぱりマズイよな、この島に馴染み始めてる》 「ねぇ、何?この綺麗な箱。」 顔を寄せた行人は顔を赤らめてしまう。 「ねぇ、これ何の箱?」 「そっか、すずは携帯電話知らないのか」 「携帯電話?」 「これを使えば離れている相手と話ができるはずなんだけど…ここでは役に立ちそうもないや…」 「でも、直接会って話せばいいのにね。朝ご飯食べよ、はい」 すずは大盛りのご飯を行人に渡す。 「朝御飯抜きなんて当たり前だったのにな…。この島に着てから何でこんなに食べられちゃうんだろ…」 「朝御飯は大事だよ。しっかり食べなきゃ力でないもん」 すずは1日使う分の水を汲みに行こうとするので、恩を受けたら倍にして返せとおじいさんに教えられていた行人は手伝おうとするが、軽々持てない。 だが、りんは行人よりも大きな甕を軽々肩に担いで持っていた。 「そ、そ、その甕は…」 「うちの母さんと婆ちゃん、気短くてな、一遍で済ませろって五月蝿いんだ。そんなわけで、お先」 「あぁ見えて、りんちゃん、島1番の力持ちなんだよ」 「島1番…」 負けず嫌いの行人はメラメラと燃え上がり、すずの持っているバケツも手に持って全速力へ帰る。 だが、家を過ぎても走り続け、石に躓いて全て零してしまう。 「旦那、あたいの水分けてやろうか?」 「いい…」 「全く旦那ってば、意地っ張りなんだから。ま、そんなところがまたいいんだけどさ」 「誰!?」 ヤシの木目掛けてバケツを投げるすず。 ヤシの木から現れた黒い影は行人の近くに手裏剣を投げるのだった。 くの一が泣きながら、放って行くなんてつれないとりんに抱きつく。 「安心して。みことちゃんはりんちゃんの妹でして、リンちゃんが凄く好きだから行人に興味ないの」 「何かそれはそれで…」 負けた感じがする行人だったが、女の子に追いかけられて当然と思う感覚がこの島に毒されている証拠だと考える。 「あんたに感謝しとるわ。姉様に群がる邪魔者達を惹きつけてくれて。でもな、うちの姉様に手出したらただじゃおかんぞ、こら」 「いつからあたいはお前のもんになった?」 川で洗濯しているすずの真似をして、洗濯しようとする行人だが川で滑ったり、まき割りをしても、割ったまきが壁に跳ね返ってきて当たったりするのだった。 『そんなわけで、すずの手伝いをするのは良かったけど…まるで文明の違うこの島で上手くやれる…はずもなく』 「行人。はい、お水」 「やっぱ働いた後だからな美味いや」 「さっき行人が汲んできたお水だからね」 「そうか、こんな大自然の中で自給自足っていうのも楽しいかもな」 すずは家の分が終わったので、忙しい人の畑仕事を手伝うお仕事をするのだった。 だが、野菜の大きさが違いすぎて行人が1人では収穫できない。 「こんなの掘ったり、運んだりしてたら体力もつくよね…」 今度は羊の毛をカットしますが、失敗してしまい一斉に怒った羊に襲われる行人は釣りで大物を釣っても肴らしき生き物に尻を噛まれ、牛の乳絞りしようとしても牛に上から乗られてしまった。 ちかげとゆきのに会い、マツタケを採りに向かう。 食べごろのマツタケは大きく、行人が1人では採れないと思いきや、マツタケもどきでそれに食べられてしまうが、人を食べると枯れてしまうために吐き出されるのだった。 本物と偽物の見分け方を聞いた行人はすずから聞いた通りにマツタケを採るもマツタケもどきだった。 「行人さんが偽物を選ぶ確率は今のところ100%。ということは行人さんがこれは偽物と思ったものこそ本物のマツタケということになりますわ」 「成程、確かに」 行人は偽物と思ったマツタケを採るも、マツタケもどきだった。 「マツタケ狩りは行人さんには無理ですわね」 「絶対無理だね」 「行人の前で絶対無理って言っちゃ駄目だよ!!」 「絶対無理そう言われるたびにどれだけ悔しい思いをしてきたか。父さん!!くそ、あんたには絶対負けない!!」 マツタケ全てが父親の顔に見えた行人はマツタケに何度も向かって行きますが、全てマツタケもどきだった。 「行人、凄いよ。森中のマツタケもどき、全部倒しちゃったよ」 「これだけ正確に間違えられるってある意味才能ですわ」 本物のマツタケが採れないので生きていかないと落ち込む行人を慰めようとするすず達。 《父さんに反発して家出してきたけど、結局僕って1人じゃ何も出来ないちっぽけな奴だったんだ。それに比べて野菜はでかいし、すず達は逞しいし…はぁ…》 「あれ?旦那。脅かしてごめんよ、いい材木になる木を探してたんだ」 《流石村一番の力持ちだな…それに引き換え僕は…》 「何か元気ないな。どうしたんだ?」 「ちょっとね…不甲斐ない自分が嫌になっちゃって」 《チャンス。男が弱気になった所を攻めれば、簡単に落とせるって母ちゃんが言ってたっけ。よし》 「あ、あ、あのさ、旦那。あ、あ、あたいが旦那って呼ぶのは深い意味があ、あってさ、つ、つまり、婿って意味の旦那さん…。だぁーっ、んなこと恥ずかしくて言ってられるっかよ。じゃまくせえ、旦那!!あたいの婿になって!!」 りんは行人の手を自分の胸へと押し付ける。 行人は鼻血を大放出する。 「ちょっと、何を2人でイチャイチャしてるのよ!!」 「あれ、行人どうしたの?鼻血出てるよ」 「え!?ち、ち、ち、違うんだ!!」 「鼻血じゃないの?」 「いや、鼻血は鼻血だけど、こんな時まで鼻血とはなんて僕は不謹慎なんだ…」 嫌がるりんに大きなミミズを投げまくるゆきの。 「止めろ!!嫌がってるだろ」 ミミズを受け止め、投げ返す行人。 「行人、凄かったね。ミミズ、軽々投げ返しちゃって」 「大したことないよ。男の子は大抵、虫とか好きだから」 「へぇ。そうなの、だから全然恐くなかったんだ」 「って言うのは嘘。ホント言うとあの大きさにビビったけどね。それよりよっぽどすずの方が凄いよ。何でもこなせて、皆に頼られて、あれでけ働いて疲れ1つ見せないんだもんな。それに比べて僕ときたら…ゆきのの言う通りだよ。全然役に立たない。すずには何度も助けられてお世話になりっぱなしなのに、何の恩返しも出来ないなんて居候として情けないよ」 「もう充分返してもらってるよ。あの島でね、1人ぼっちなのは私だけなの。私ね、仕事が終わって皆が家に帰っていくのを見て、いつも羨ましいなって思ってたんだ。だから、嬉しいの。こうして行人と家に帰ったり、お話しながらご飯食べたり、一緒に寝たりできるのが。行人が一緒に暮らしてくれるだけで凄く嬉しいの。何だか家族が出来たみたいな気がして」 「家族か…」 「お腹空いちゃったね、急ごうか」 次回、「にげてのがれて、お姉様」と「おどろいて、悪霊」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 19, 2007 12:57:31 PM
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