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テーマ:『BLEACH』(613)
カテゴリ:絶園のテンペスト
BLEACHの第129話を見ました。
第129話 舞い降りた闇の使者!増殖する悪意 乱菊は『成体』に成りきれていない破面もどきに襲われていた魂魄の少年・翔太を助ける。 破面もどきの背後に藍染の存在を疑う日番谷は調査の為に現場にいた翔太の魂葬を一時見送って話を聞く事にする。 その夜、町で再び破面もどきの霊圧が感知される。 「翔太、あたしはこの笛がどこから聞こえてくるのか調べてくるから一人で帰りなさい」 「俺は行く!!」 「あんた、まだそんなことを!?」 《は!?でも、近くに夕方の奴の仲間がいるとしたら…》 「分かった。その代わりにあたしから離れんじゃないわよ」 「分かったよ、乱菊さん…」 乱菊と一緒に行くことになった翔太。 逃げるように走っているサラリーマンの男性だったが、破面もどきに引き寄せられるように体が動いてしまう。 駆けつけた乱菊達の前に現れたのは昼間に倒した破面もどきだった。 「待ちなさい!!どういうこと?霊圧だけでなくて姿までそっくりだなんて」 サラリーマンの男性が破面もどきに食べられてしまう。 「どういうことよ!?一角が斬った奴と瓜二つなんて。同じ姿をしている奴がいるの!?」 「さぁな」 人間を喰らって力を増した破面もどきは二本足で立ち上がっていく。 そんな虚に石を投げつける翔太は破面もどきの口から放たれたビームで吹き飛ばされてしまうものの、日番谷が受け止め、助ける。 「唸れ、灰猫」 乱菊が破面もどきを屋根の上から地面に落とし、破面もどきの前に日番谷が立ち、刀を向ける。 「ここまでだ。松本、生け捕りにするぞ」 「はい、隊長」 笑い出した破面もどきは乱菊や日番谷の目の前でその破面もどきが増殖していく。 「やっぱり同じ姿をした破面」 破面もどきに追いかけられる翔太を乱菊が助けます。 いくら倒そうとも増殖していく破面もどき。 乱菊に弓親から連絡が入る。 『こちら綾瀬川。現在、破面もどきと交戦中。先程、破面もどきの霊圧を確認、反応を追ってこれと遭遇。っていうか、どういうことなんですか?これ。昼間、一角が斬った奴ですよね?』 「えぇ、つまり…隊長!!」 「斑目、綾瀬川、こちらも戦闘中だ。奴らは増殖する。各自、一匹残らず殲滅しろ」 「だってさ」 「その方が分かりやすくていいぜ」 破面もどきを次々に切り倒していく一角。 日番谷も破面もどきを切り倒していく。 翔太をおんぶしながら乱菊は、日番谷と一緒に広い所である公園へ破面もどきを誘導していく。 公園で破面もどきに囲まれた翔太と乱菊だったが、上空から日番谷が現れる。 「終わりなのは手前らだ!!霜天に坐せ、氷輪丸!!」 一気に破面もどきを凍らせ、倒す日番谷。 「隊長、お見事でした」 「スゲエ」 「弓親、一角、二人とも無事?」 「ふん、舐めんなよ。あの程度の奴ら、全然問題ねえぜ」 「ま、数がいた分、面倒だったけどね」 「一匹くらい生け捕りにしたかったんだがな」 翔太は公園で気を失ってベンチに座っていた妹の唯を見つける。 唯を織姫の部屋に連れてきて、寝かせています。 「この子、とりあえず異常はないようです。普通の魂魄です」 「そうか」 翔太がやらなくてはいけないことは妹を探すことだったのだ。 乱菊が翔太に何があったのか事情を聞くと、家族で遊園地に行こうと車に乗っているとトラックと正面衝突して交通事故に遭ってしまう。 気がつくと、体に鎖がついていて、お父さんもお母さんもいなくなっていた。 なので、唯を探していたのだと言う翔太。 「しかし、どうしてコイツはあの公園にいきなり現れたんだ?何か思い当たることがないか?」 「それは…」 「翔太、あんたまだ…」 巨大モニターに浮竹が突然映し出される。 「やぁ、日番谷隊長。何だかまた色々と大変なようだね」 「どうしたんですか?いきなり」 「君達の遭遇した破面の件だ。これまでに解析した情報を技術開発局から直接伝えてもらおうと思ってね」 「技術開発局の阿近です」 「倒したはずの破面が再び現れたということだったが…」 「あぁ、その上m目の前で増殖しやがった。その場にいたのはまとめて始末したんだが、あれで終わりなのかどうか」 「終わりではないでしょうね。霊圧記録を照合したところ、増殖した全ての破面もどきの霊圧が一致しました。つまり、分裂したことで新たな個体ができるわけではなく、全部合わせて一つだということです」 「意識を共有してるってことか」 「おそらく、この破面は複数の分身体を同時に動かし、より多くの魂魄の吸収を狙っているのだと思われます」 「まるで働き蟻ね」 「えぇ。どこかに分身体を操る本体が隠れて、指示を出してるんでしょう」 「厄介だな」 「奴らの巣を発見する方法はないの?」 「特定するのは難しいです。報告書には出現時に笛のような音が鳴っているとありましたが」 「えぇ。奴が現れる時、必ず決まった音色が聞こえたわ。その音が標的の自由を奪い、行動をコントロールしている」 「その音から奴らが現れる瞬間を特定できるよう、なるだけ早く分析してみます」 「頼む。面倒なことになったな」 お弁当を買ってやって来た弓親と一角。 「お弁当を買ってきましたよ」 「しっかし、何だな。毎度毎度、コンビニって野郎には驚かせられるぜ。握り飯以外にも、こんなものを売るとはな」 「お帰り。隊長、お弁当来ましたよ。これからの対策は腹ごしらえをしてからにしましょ」 「フー、食った食った」 「さて、破面もどきに関して現時点で分かっていることはさっき説明したとおりだ。どちらにしても広範囲に展開してあらゆる事態に素早く対応できるよう備えるしかないのが現状だ」 「ま、そんなところでしょうね」 「いい退屈凌ぎになりそうだぜ」 「交代で街を監視する。松本、お前はここでこいつらを見ていてくれ」 「分かりました」 「魂葬はしなくていいんすか?」 「いや、それは後でいいだろう」 「そうっすか」 「成程。日番谷隊長は優しいね」 「あぁ!?」 「兄妹が折角会えたんだから、暫く一緒にいさせてやろうってことだよ」 街を監視している日番谷、一角、弓親。 お風呂から上がった乱菊は唯が会えたのに翔太が元気がないので何か隠していないか訊ねます。 「一人で悩んでないで喋っちゃえって」 「何でもないよ」 「何でもないわけ…」 「乱菊さんには関係ないよ!!」 物音がしたのでドアを開けると、唯がいなくなっていた。 破面もどきの笛の音にに引き寄せられていく女性の悲鳴を聞き、駆けつける日番谷、一角、弓親。 「醜いね」 弓親は刀を抜いて戦おうとするが、遭遇した破面もどきに逃げられてしまう。 駆けつけた日番谷、一角と共に手分けして追うことに。 唯を探して公園へ向かう翔太を追う乱菊。 破面もどきを見失った日番谷は近くで震えているサラリーマンの男性に尋ねるも情報を得られなかった。 日番谷が去っていくと、怪しく笑う男性。 「ちょっと、待ちなさいって。ここにいたら危険だわ、戻るわよ」 「嫌だ!!」 「翔太!!唯ちゃんの捜索はあたし達が…」 「それじゃ駄目だ!!俺が自分で唯を守らなきゃ駄目なんだ!!」 「翔太、あんた…」 公園のブランコに乗る唯に駆け寄る翔太。 「唯、何してたんだよ!?」 「何もしてないよ。この公園に来たかったから。お兄ちゃん、お兄ちゃんがいるからもう大丈夫。私、何も怖くないよ」 「畜生…。俺、逃げたんだ。唯を、唯をここに置き去りにして逃げたんだ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 13, 2007 09:31:39 PM
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