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Phantom ～Requiem for the Phantom～

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November 7, 2007

美化されたキャラでBL(げんしけん2　第5話｢マダラメ総ウケ｣)

テーマ：アニメあれこれ(26117)

カテゴリ：魔人探偵脳噛ネウロ＆げんしけん2

げんしけん2の第5話を見ました。

第5話　マダラメ総ウケ

就職活動に疲れた斑目は部室で笹原とふざけあっていた。
笹原は田中の手作りだと嘘を言った斑目のネクタイを引っ張っていると、そこに荻上がやって来て、コミフェスの締切表を見せて欲しいと言う。
｢締め切り表なら捨ててなかったら、まだ家にあると思うけど｣
2人して部室を出て行く笹原と斑目。
《何か、あの2人いつも一緒にいねえ?前々から怪しいとは思っていたけんど、…(中略)…間違いなく、斑目先輩が受けだよね》
スーツ姿の斑目のネクタイを引っ張る笹原。
｢僕を置いて卒業とでも?僕から逃げられるとでも?いや、僕を忘れられると思ってるんですか?｣

《その時、僕は大学に入学したばかりで不安と期待の真っ只中にいた。僕は落雷に打たれた、恋という稲妻に》
エロゲーを買おうとする斑目に話しかける笹原。
｢いいですよね、メンマ｣
｢笹原もそう思うかい?なら、僕ん家においでよ。見せたい物があるんだ｣
《僕は嘘をついた》
高級マンションの斑目の部屋に招かれた笹原は好きな人に持ってもらった方がいいとレアなフィギュアを譲ってもらう。
｢先輩も好きな人に所有されたいタイプですか?｣
棚に押し付けた斑目の両手首を片手で拘束する笹原。
｢分かってるんでしょう?僕の気持ち。分かってないとは言わせません｣
そのまま斑目の唇を強引に奪う笹原。

荻上が妄想していると、部室に朽木と久我山がやって来る。

帰宅後、風呂に入りながら荻上は妄想を続ける。
《クール系と天然系、ちょいと無理があるけど、まぁ、仕方ねぇべ。あれも基本だし》

｢痛っ｣
｢ごめん。そんなに痛い?挫いたかな、大丈夫?｣
涙を流す朽木にハンカチを差し出す斑目。

｢僕ちん、僕ちん、人に親切にしてもらったの初めてで…｣

プールサイドにいる久我山の元にやって来た斑目。
｢やぁ、来たね。シャンパンでいいかい?｣
｢久我山さん、僕がここにきたのは…｣

｢まぁ、座りたまえ。これはお願いじゃない、命令だ｣
プールサイドに座った斑目の頭にシャンパンをかける久我山。

荻上はこれはねえべと笹斑を妄想する。

《笹原さんは年下暴君キャラで、斑目さんは繊細苦悩系だべ。ってことはやっぱ強気に攻めてもらわねえと》

｢来てくれないかと思っていました｣
｢そんなことないよ。どうして?｣
｢僕は斑目さんに嫌われていると思っていましたから。無理やりにあんなことをしたし…。でも、斑目さんはあの時、僕を受け入れてくれましたよね?それどころか、寧ろ進んで楽しんでいた…違いますか?｣
｢あれは…｣
｢ここに来たのだって僕を傷つけるのを恐れたからじゃない、逆だ。無茶苦茶にされたかった。そうでしょう?｣
｢…!?離せ｣
｢本当に離して欲しいんですか?｣

大学で大野と一緒にいる田中を見つけた荻上は実は裏があるとして妄想を始める。

笹原が強く扉を叩いて部屋に入ると、そこには裸の斑目と田中がベッドの中にいた。
｢やぁ｣
｢田中さん、あなたは大野さんという婚約者がいるはずだ｣
｢ふっ、それがどうしたというんだ。あんな女、所詮カモフラージュだ。俺が本当に愛しているのが誰か、あいつは気づこうともしない｣
部屋を出て行く笹原を追いかけようとする斑目を行かせない田中。

｢行かないでくれ。お前に行かれたら、俺はどうすればいいんだ?生きていけない…｣

一心不乱にノートに強気攻めイメージの笹原を描いていた荻上は咲が来た事に気付かず、その絵を見られてしまう。
咲は誤解をしたようで満面の笑みを浮かべる。

咲は荻上が笹原のことを想ってると誤解し、部室に笹原と荻上が2人きりでいるので、咲は空気を読んで、高坂を連れて忘れ物したと言って部室に入ろうとしない。
荻上は誤解を解こうとするが、BLなので本当のことも言えす、咲は荻上と笹原をくっつけようと、荻上がコミフェス進行表を貰っていたので、1人ではトイレに行くのも大変だと売り子してもらえばいいと話を進めていく。
その中で、何故かそれでも荻上の妄想は続く。

｢帰らせてもらうよ｣
｢高坂さん…｣

｢君の八つ当たりに付き合ってる暇はないからね｣
笹原を捨てた高坂は待っていた咲と去っていく。
｢さようなら、プライドの高い君が好きだったよ｣
失意の笹原は傘も差さず、雨の中を歩き、トラックに轢かれかけるが、斑目に助けられる。
｢何故…?｣
｢君がいてくれるだけでいい…｣
｢僕は汚れている、汚れてしまったんだ…｣
｢それが何だ?君がいくら汚れていようと、君が君であるだけでいい｣
笹原を抱きしめる斑目。

｢…っぁ…ぁぁ…斑目さん、そんなこと…｣
｢動かないで、今日は僕が…｣
｢こんなの初めてだ。斑目さん、もう我慢できない｣
｢いいよ｣
｢…ぅう…ぁぁ…｣

｢縛られていたのは僕の方だったのかもしれない。だけど、あなたが僕を縛ろうとするなんて許せない。あなたを支配するのは僕だ!!｣
斑目を押し倒す笹原。
｢…ぁ…ぁぁ…｣
｢僕はあなたに与える。苦しみも悲しみも後悔も快楽も全て｣
｢はい…。全てが欲しいよ、笹原の全てが…｣
｢いいの?｣
｢いい…｣

誤解を解くために、笹原×斑目のBLイラストを咲に見せる荻上だが、二股と更に誤解されてしまうのだった。
大野は絵を見て1.5秒で理解するが、斑目のヘタレ攻めの方が好きらしい。

次回、｢趣味のモンダイ｣

げんしけん2 DVDvol.1

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Last updated November 7, 2007 05:47:11 PM

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