魔人探偵脳噛ネウロの第19話を見ました。
第19話 2
ネウロ、
弥子らが搭乗するヘリは、
電人HALの居座る原子力空母から発射されたミサイルを受けて大爆発する。
だが、
弥子と
吾代を抱えたまま別のミサイルに掴まった
ネウロはレーダー妨害装置を使い、無事空母の甲板に着地することに成功した。
「今迄で一番の綱渡りって感じ」
「解像度を下げてレーダーにもかからなくなる無気力な幻灯機だが、ヘリ全体を隠せるほどのパワーはない。あのミサイルのサイズだから我々を隠せたのだ。さて、大急ぎでスフィンクスを始末するぞ」
ネウロはすぐに
吾代に、船内地下にある第3のスフィンクスであるスーパーコンピューターを破壊するよう命令し、自らは、スフィンクスの電脳空間に侵入した。
《ホントに大丈夫なのかよ》
そして、魔界偽称を付けた
吾代がスーパーコンピューター本体にダメージを与えると同時に、
ネウロは3番目のスフィンクスを倒した。
連絡を受けた
弥子は直ちにパスワード画面と向き合い、自分が解いたパスワードを入力した。
「見事だ、弥子」
HAL本体にアクセスすることに成功した
ネウロは電脳空間で
電人HALと激しいバトルを開始する。
HALを作動不可能の状態にし、良質の謎をたらふく食った
ネウロはパワー全開で、電子ドラッグ中毒の兵士達をなぎ倒した。
そんな中、
弥子は瀕死の状態となった
HALに対し、自分が調べた刹那という女性の名前を告げた。
すると、
HALは自分と春川教授との係わりを、静かに明かし始めた。
刹那は尊敬していた本城博士の娘で、春川が愛してしまった相手だった。
その刹那が脳の病気で死亡したことから、春川は脳科学とコンピューターサイエンスの融合で、デジタル世界に生き返らせようと考えたのだ。
その目的で作ったのが、
HALだったものの、思い出だけを頼りに刹那をゼロから作り出すことが無駄な挑戦だと気付いた
HALは春川を殺害する。
それ以降、
HALの暴走が始まったというわけだ。
まもなく、
HALは電子ドラッグのワクチンを渡した
弥子に、自分の止めを刺すよう命じ、消滅していく狭間で、一瞬だけようやく刹那に会え、満足の笑みを浮かべ消え去った。
「腹ごなしの運動としては最適だったな。なぁ、下僕2号。おや、何をしているのかと思えば泣いているのか?それは妙だな、貴様は泣くべきではなく、笑うべきだ。この謎は素晴らしかった。我輩の腹をこれだけ満たす重要な戦力となったのだ、その栄誉を思えば涙など…」
「分かんないよ、あんたなんかには…ぅ!!」
「そうか、ならばいい。日付も変わった、帰るぞ」
一週間後、ワクチンにより、電子ドラッグによる犯罪者はいなくなる。
事件後、
ヒグチは責任をとって警察を辞めようとしたが、
弥子の要望と
笛吹の支持により無事職務を続けられることになった。
次回、「机」
魔人探偵脳噛ネウロ DVDvol.4