純情ロマンチカの第8話を見ました。
第8話 旅の恥はかき捨て
「孝浩、お前を引き取るって」
「へ!?えぇ!?でもさ、兄ちゃん、新婚じゃん。新婚家庭に18の健康男児が一緒にいるってどうよ。アハハハハ」
「その辺はちゃんとすると言っていた。後は孝浩と話し合え」
「あ、で…ウサギさんはOKしたの?」
「うん…。お前は家族と一緒に住んだ方がいい」
「あ、そう…分かった。あ~これで毎晩飯作んないで済むわ。ハハ…なんだかんだ言って、結構面倒臭かったんだよね」
「美咲…」
「さてと、洗濯物取り込もうっと」
『少しだけショックかもしれない。決して自惚れていたわけじではないけれどウサギさんがあんなこと言うなんて思いもしなかったから。ひょっとしてウサギさん、ここに俺がいること最初から迷惑だったんだろうか。俺が鈍いから、今まで気づかなかっただけで――』
強がっているけれど動揺を隠せない
美咲の腕を掴み、押し倒す
秋彦。
「ウサギさん…やめろって…。…嫌だ…っ!!」
取り込んだばかりのシーツを
秋彦に投げつける
美咲。
シーツが払われると、引き止めたいのに引き止められない
秋彦は切ない表情を浮かべていた。
「ふざけるのも大概にしろ!!バーカ!!」
孝浩が大阪から帰ってくるのが月末で夏休みということもありm
孝浩に言われるまま大阪に遊びに行った
美咲。
孝浩、兄嫁とともに一家団欒で夕食を食べる
美咲。
「明日行きたい所あったら言っといて。調べとくよ」
「あ、俺、カニ見たい!!動くカニ」
「アハハ、じゃあふぐも見ないとね」
「くいだおれ人形もな」
食後、よく
秋彦と一緒に暮らせるなと言う
孝浩。
「あいつ、凄いいい奴だけど、やっぱ神経質なとこあるから。お前、必要以上に気遣ってるんじゃないかって心配しててさ」
「そんなことないよ」
「マイペースな奴ってことは十分知ってるから。もし、しんどかったら美咲、先に新居に…」
「大丈夫だって!!何で皆してウサギさんのことそんな風に言うんだよ。俺、全然嫌な思いとかしたことねえし…ウサギさん、マジ優しいし…それに!!」
いきなり大きな声を出したことに謝った
美咲は関西限定のお菓子を買いに行くと言ってマンションを出て行く。
秋彦は
美咲を引き止めたかったが、
孝浩に家族というものを味わわせてやりたいと言われ、反論できなくなってしまっていた。
『あの子は未だに両親が死んだのは自分のせいだと思ってる。自分が早く帰ってきてと言わなければ、親は大雨の高速でスピードオーバーなんかしなかったって」
「何言ってるんだ、そんなの…」
『お前のせいじゃない、って言うだろ?そういう答えが帰ってくるのが分かってるから、美咲は絶対にこのことを口に出さない。自分のせいで相手が極端に気を遣うのを嫌がるんだ。事故以来、自分の我侭で人に迷惑をかけたくないという一心でずっと周りに気を遣って生きている。今も、俺にですらね。だからせめて美咲が大学を卒業して、結婚するまで手元に置いて家族の中で我侭させてやりたいんだ。真奈美も承知してくれたし…。過保護なんだろうけどね』
「孝浩、俺は…」
『俺には美咲を幸せにする義務がある。それに、これは家族以外誰にもできないことなんだよ』
「美咲…美咲…美咲…美咲――」
秋彦に帰ると電話する
美咲だったが、
秋彦と離れたくない、と電話で遠まわしに我侭を言うのだった。
我侭を言いつつ、自分で否定している
美咲が泣いてる事に気付いた
秋彦は三時間待っているように言い、自ら大阪まで新幹線で来るのだった。
そして、時間がないと15:12発の札幌行きのトワイライトエクスプレスに慌てて乗り込む。
「渡さない!!孝浩にも誰にも。どこにも行かせない」
美咲を抱きしめる
秋彦は
孝浩に話をつけるからと、
秋彦の家にいることと嘘をつかないことと気を遣わないことと我侭を言うことを約束させるのだった。
「お前はどうしたいか教えて」
「え?…それは、えっと…ウサギさんの迷惑になることだけは…したくない。だからウサギさん、マジで無理しなくてもいいから…」
「だったら…俺に迷惑かけたくないなら俺の側にいろ。返事は?」
「…はい」
「一週間も俺に触られてなかったから溜まってた?」
「んなことない、絶対にない」
「そう?俺はもう限界だけど?」
「…ぁ…」
「美咲が足りない」
恥ずかしくて顔を枕で隠そうとする
美咲。
「ダメ、顔見せて」
「嫌だ…」
「見せて」
「嫌だ、恥ずかしい…」
「俺以外誰も見ていない」
「そういう問題じゃない…」
「じゃあ、何?」
「ウサギさんだから…恥ずかしい」
「じゃあ、もっと恥ずかしくしてやるよ」
寝台車の中で
美咲は
秋彦に抱かれるのだった。
そして
美咲と
秋彦が到着したのは、札幌だった。
誕生日プレゼントで旅行に連れてきてくれたらしいが、
秋彦は家族旅行や友達と旅行とか言ったことないので仕事以外で旅行は初めてだという。
秋彦が北海道に選んだのはマリモが欲しかったという理由らしい。
次回、「情けは人の為ならず」
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