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Aug 6, 2011
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やっと最後まできた...。

この楽章は、お祭り騒ぎの感じが強い。とはいえ、時々暗くなってみたり、幅広いメロディが出てきてみたりと、飽きさせない要素はちゃんとある。

冒頭は花火がはじけるような感じとでも言えようか。その後すぐに民謡から採られた主題が登場する。これは替え歌を考える人が多いが、ポピュラーなやつはここでは書けないぞ...。

ひとしきりのお祭りが終わった後、ちょっと寂しげな部分は第2楽章で主に使われている調と同じ(変ロ短調)で、金管などが加勢してくるところは「スラブ行進曲」のようだ。しかし、そこをを抜けると、ちょっとかわいい感じでメロディが出てくる場所は、すべての楽章でここぞという場所に一度だけ出てくる変ニ長調だったりする。

しかし、弦楽器奏者にしてみればとにかく運動神経のいる音楽。練習量がものをいう。推進力がなければこの楽章は面白くないため、弦楽器奏者にはそれだけの集中力とコントロールしきれるだけの冷静さも必要だ。また、弦楽器によって出てくる民謡の部分はボウイングも判断に迷うところだ。

さらに、最後にはチャイコフスキー恒例の、少なくともアマチュアには演奏不可能な場所がやってくる。この曲の場合は、5つの音のブロックがあってしかもそれが半音ずつ降りてくるというものだ。ヴァイオリンだと使える指は4本しかないので、速度が速いと指が絡まったりしてめちゃくちゃになってしまうのだ。たいていの場合はどさくさに紛れて節目の音だけを何とかするのだが、毎回この手を使ってしまう...。

そして、いろいろとあるものの、最後はこの楽章でやっとすべての悩みが晴れていくのを感じ取ることができる。そういう意味で安心できる終わり方だとも言える。演奏する側にとってはジェットコースターに乗ったような恐怖感と爽快感が味わえる曲かなという気がする。いいんだか、悪いんだか...。

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この曲は、自分にとって今も仲良くしてもらっている大事な仲間を得た思い出の場所に必ず関わっているという意味で大事な曲だ。

ひとつはユースオーケストラ。このときは今でも仲のよい高校の同期がトップで私がトップサイドだった。彼は幼少の頃からヴァイオリンをしていて高校時代も経験者、すごくうまくて演奏に関しては遠い存在だったのだが、このときに初めて隣で演奏できたことが夢のようだった。またこのオケで得た友人は今でもつきあいがあり、時々集まっている。また、トランペットで同じ大学の後輩(OBオケでも一緒)が出ていたことも思い出のひとつだ。

もうひとつはOBオケ。地方の大学の小さなオーケストラが年を重ねてそれなりの規模になり、OBオケまでできたということで感慨はひとしおだった。二度と会えないだろうと思った人々を自分のところへ呼び戻してくれた曲だとも言える。

「また節目の演奏会にはこの曲に出会えるのだろうか」と以前書いたのだが、さてさて今がどういう節目なのか、後になってわかることなのかもしれない。





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Last updated  Aug 6, 2011 07:20:19 AM
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