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早大卒の異色のペンキ屋奮闘日記(不動産・リフォーム業の社長日記)

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2010.09.01
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カテゴリ:塗装関連
養生が終わると次に下地調整に入ります。

下地調整という言葉に含まれる作業は結構あります。
*用語説明参照→下地調整


まず「下地」について考えます。
下地と言うのは塗装・防水などを塗る対象の事で
「素地」などと言う事もあります。

外壁における下地とは
「モルタル」
「サイディング」
ALCボード
「羽目板、下見板などの木」

鉄部塗装における下地とは「鉄」

といったものです。
外壁塗装をする場合には下地に既に塗装がしてあって、
塗膜が生きていれば(活膜という)その上に、
塗装が剥がれている場合にはそれを剥がすなどして塗ります。

言わば「これから塗るためにする準備」の事を下地調整と言います。

例えば壁に穴が空いていたとします。
その穴の部分は放っておくわけにはいきません。
アンカーを打ったり、ラス網を埋め込んで左官工事をし、
キチンと穴を埋めないといけません。

その後予算に応じて「肌合わせ=周囲の模様に合わせる作業」をして、
下塗りをして中塗りをして上塗りをするわけです。


外壁にヒビが入っている時にはその大きさ、程度に応じて
適宜処置をしてシーリング材を充填します。

ヒビの処理についてはシーリング工事をご参照下さい。


大きな穴が空いている場合それを業界用語で「爆裂」と言います。
爆裂があったら「爆裂補修」をし、
クラック(ひび割れの事)があればシーリングを行い、
羽目板の木が腐っていればその板を交換し、

何にせよ塗装をする前に建築時のそうだったような下地の状態に戻すのです。

一口に下地調整と言ってもどこからどこまでが「下地調整」
なのかちょっとわかりません。

外壁洗浄も広い意味で下地調整でしょうし、
名称がついて独立した意味合いで作業工程に含まれるものもあるわけでですが、
塗装をする上で欠くことのできない重要な作業であり、
「塗装を開始するに値する状態にする事」と言ってもいいのかもしれません。

塗料云々を大げさに言ってみても仕方ないと私は思います。

日本の塗料メーカーが作る塗料の性能は相当素晴らしいものがあります。
原料の違いによって耐久性に差が出る事もありますが、
どんなに耐久性に優れた高級塗料であっても、
適切な下地調整がなされずに塗装したら全然長持ちしません。

それよりはしっかりと下地調整をした上で
それより耐久性で劣る塗料を塗った方が長持ちするでしょう。

もちろん程度による事なのですが、
塗装における下地調整の大切さはどんなに大げさに言っても
言い過ぎる事はないと思います。


下地調整をしっかりしましょう!いずみホーム





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Last updated  2010.09.01 09:05:11
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