野洲初優勝、これだからサッカーは、おもしろい!!
第84回全国高校サッカー選手権は9日、東京・国立競技場で45分ハーフの決勝を行い、野洲(滋賀)が20分の延長の末、2―1で鹿児島実(鹿児島)を下し、2度目の出場で初の全国制覇を達成した。決勝は2大会連続で延長にもつれる熱戦。野洲は1―1の延長後半7分、中川からの右折り返しに途中出場の滝川が決勝ゴールを決めた。鹿児島実は史上9校目の2連覇を惜しくも逃した。 ▼野洲・山本監督の話 はっきり言って負けると思っていた。課題だった守備の部分で選手が頑張って、チームとしての完成度が高まった。相手のエースがいなかったり、今大会はついていた。 ▼鹿児島実・松沢総監督の話 前半は攻撃の起点ができなかった。後半はDF、MFの押し上げができたが、激しいプレーの中で余裕を持てなかった。野洲は優勝してしかるべきチームだった。 ・・・野洲・山本監督だって、負けると思っていた。たぶん、選手も同じだろう。胸をかりて玉砕。日本中の大多数の人々の予想も、鹿児島実の優勝を予想していただろ。たぶん、鹿児島実・松沢総監督も、選手も。自分たちの力を信じて。しかし、結果は、逆だった。これだから、サッカーは、おもしろい!!ブラジルだって負けることがあるんだ!!おめでとう、野洲!!