テーマ:本のある暮らし(3217)
カテゴリ:読書
この本は、1996年6月に発行されました。
著者は1934年生まれですので、執筆時は62歳くらいでした。 以下に、【この本からの引用】と【上記の感想】という形で、一点だけ書いてみます。 【この本からの引用】 女性が男性並みに働いて、経済力があるスウェーデンなんかでは、離婚以前に、女性があまり結婚をしなくなっている。 結婚しないで、好きな男性ができたら、同棲するわけです。 結婚してしまうと、制度に縛られて、嫌いになった時に、別れるのが大変になりますが、同棲なら、いつでも別れられるからです。 法律的結婚によらないで生まれた婚外子が、スウェーデンやデンマークでは、全体の子供の数の半分になっている。 アメリカ、イギリス、フランスあたりでも、婚外子が3分の1くらいになっています。 女性に経済力があるから、結婚しないで子供を産むということも、可能になるわけです。 【上記の感想】 2004年11月27日の日記に、『なんでやねん』(辻元清美著)の感想文を載せました。 そこに書きましたが、『なんでやねん』の一節に次のような箇所がありました。 「現在の日本人の性行動をトータルに見たとき、新生児のうち婚外子がアメリカ33%、イギリス39%、フランス40%、ノルウェー49%に対して、日本が1.7%というのはあまりに落差がありすぎる」 これを読み、他国のあまりの婚外子の多さに何かの間違いではないかと思いましたが、今回の『学問はどこまでわかっていないか』にも、同様のことが書かれていました。 要するに、これは本当のことのように思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/15 10:56:26 PM
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