カテゴリ:征野ファンドの運用状況
日本精工は3日、神奈川県藤沢市に産業機械向けのベアリング(軸受け)の新工場を建設すると発表した。総投資額は約113億円で、2008年1月に稼働する計画。工作機械や建設機械、鉄鋼設備などに使うころ軸受けの生産能力を、既存工場と合わせて従来に比べ3割増の年間800億円分に引き上げる。産業機械用ころ軸受けの受注が高水準で、工場を70年ぶりに新設する。 新工場は既存の藤沢工場(藤沢市)から8キロほど離れたところに建設。延べ床面積1万6175平方メートルで、熱処理からの一貫生産体制を敷く。10月に着工する。工作機械や建設機械向けの需要が高水準で推移。既存工場の生産能力では納期が1年以上かかる場合もあり、新工場の建設で供給体制を整える。 日本精工は産業機械用軸受けで世界シェア約1割を持ち、3位グループ。08年度には同製品の連結売上高を05年度比2割増の2300億円に引き上げる目標だ。(日経新聞より) 【上記の感想】 日本精工が繁忙のようだ。 また、国内に新工場を建設するというのは、最近では珍しいのではないか。 四半期決算が発表されたので、日経新聞の記事を載せておく。 -----引用開始----- ■日精工の4―6月期、純利益48%増――産業機械向け軸受け好調■ 日本精工が3日発表した2006年4―6月期の連結純利益は前年同期比48%増の83億円になった。設備投資需要を背景に、重機や建設機械など産業機械向けの軸受けが拡大。自動車関連も堅調だった。売上高は18%増の1740億円。売上高、利益とも四半期で過去最高となった。 営業利益は83%増の147億円だった。前年同期に低迷していた半導体・液晶関連も回復し、増益に寄与した。円安も約10億円の押し上げ効果があった。 4―6月期が期初予想を上回ったことを踏まえ、07年3月期の業績予想を上方修正した。売上高は従来予想を100億円上回る前期比10%増の6900億円、純利益も17%増の300億円と20億円上回る。 -----引用終了----- なお、5月の初め頃発表された日本精工の通期業績予想記事は、こちらの日記。 やはり売上高は、今回上方修正されている。 【今日の征野ファンド】 本日の売買なし。 年初来騰落率は、次のとおり。 ■TOPIX -4.7% ■征野ファンド +3.4% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/04 09:44:14 PM
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