テーマ:本のある暮らし(3221)
カテゴリ:聖書に親しむ
この本は、2005年5月に発行されました。
著者は、1944年生まれの方なので、執筆時の年齢は61歳位です。 以下は、【この本からの引用】と【上記の感想】です。 【この本からの引用】 時の王ヘロデ・アグリッパはヘロデ大王の孫であったが、幼児期をローマの宮廷で過ごした経緯から、皇帝カリグラとその後継者クラウディウスに引き立てられ、41年には祖父の版図に匹敵する王国領土の支配権を授与された。 【上記の感想】 聖書には、ヘロデという人物が登場するが、数人いるようで、ややこしい。 そこで、少し整理しておく。 ます、ウィキペディアより、ヘロデ大王を引いてみる。 -----引用開始----- ヘロデ大王は、古代パレスティナの王(在位 紀元前37年-紀元前4年)。息子たちと区別してヘロデ大王、あるいは大ヘロデと言われる。ローマ帝国の権威を背後にユダヤに君臨した。建築マニアとして知られ、エルサレム神殿の大改築を含む多くの建築物を残した。だが、猜疑心が強く身内を含む多くの人間を殺害したことでも有名。 -----引用終了----- そして、次に、ヘロデ・アグリッパ1世。 新約の「使徒言行録」に登場するヘロデで、ヘロデ大王の孫にあたるそうだ。 アグリッパ1世は、ファリサイ派に迎合して当時はまだユダヤ教の一分派であった初期キリスト教のグループを迫害。 イエスの兄弟ヤコブを捕らえて殺害し、ペトロを投獄しているとのこと。 【この本からの引用】 パウロの手紙から知られることは、彼はいくつかの教会から散発的に送られる援助金の他に頼れるスポンサーもなく、旅回りの天幕作りとして自ら生計を立てながら旅をしたのである。 【上記の感想】 使徒言行録の18章によると、パウロの職業はテント造りであったようです。 どの程度テント造りの時間をとっていたかは定かではありませんが、職業があったということには、少々驚きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/19 09:11:01 PM
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