テーマ:聖書からの日々の御言葉(206)
カテゴリ:聖書に親しむ
「マルコによる福音書」は、4つの福音書の中で最も古い福音書と言われています。
マルコという人物は、ものの本によると、イエスに選ばれた12使徒の一人であるペトロに宣教の旅に同行した人物とのこと。 以下は、【この本からの引用】と【上記の感想】です。 【この本からの引用】 金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。(10章25節) 【上記の感想】 有名な聖句です。 私は投資をメインテーマにしたブログを書いていますが、とても神の国に入れそうもありません(笑)。 そして、らくだが針の穴という例えが、中々面白い。 しかし、らくだはわかりますが針というのは、一体何なのでしょうか。 私たちがイメージする針というのは、裁縫針ですが、聖書が書かれた頃の針というのは、今ほど小さくは作れなかったと思います。 針の穴というのも、今の針よりは大きなものだったと思います。 と言っても、らくだが通れるほどではないのは、言うまでもありません。 そこで、2000年前の中東の針を調べてみましたが、残念ながら適当なものが見当たりませんでした。 とりあえずは、私たちが知っている裁縫針をイメージしておきましょう。 【この本からの引用】 エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。(9章4節) 【上記の感想】 これは、イエス・キリストの変容の場面を書かれたものです。 エリヤという人物は、どのような人物であったのでしょうか。 私には、モーセと比較すると存在感が非常にうすい人物で、過去日記にも書いた記憶がありません。 試みに、エリヤが登場する『列王記 上』の読後感を書いた過去日記を見てみました。 が、やはりエリヤには触れていません。 しかし、ものの本には、モーセ以後最大の預言者とみなされたと書かれていますので、少々調べておきます。 以下に、ウィキペディアより引用します。 「はじめギレアデのテシベ(ティシュベ)に住み、アハブがイスラエル王国の王であったとき、預言活動を開始した(列上17:1-2)。エリヤがサマリヤ地方を去ってヨルダン東岸のケリテ川のほとりに三年すんだ間、王国には雨がなく、飢饉が激しかった(列上18:1-2)。エリヤはイスラエルに戻ると、アハブに求めて「バアルの預言者450人、アシラの預言者4百人、イゼベルの食卓で食事する者たち」(列上18:19)との競争を行った。バアルの預言者たちとエリヤはカルメル山に祭壇を築いて、それぞれの神に祈ったところ、エリヤのみが奇跡をなしたので、エリヤは競争者を捕えて殺した(列上18:20-39)。」 エリヤ最大の見せ場は、やはりこの場面でしょうか。 その後、エリヤはイゼベルの怒りに恐れをなし、逃げたりしていますので、どこが偉大なのかわからなくなります(笑)。 まあ、これは私の読み方が浅いせいかもしれませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/09/29 10:34:03 PM
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