テーマ:聖書からの日々の御言葉(206)
カテゴリ:聖書に親しむ
『コロサイの信徒への手紙』を読了したので、【この本からの引用】と【上記の感想】を書きます。
【この本からの引用】 そこには、もはや、ギリシア人とユダヤ人、割礼を受けた者と受けていない者、未開人、スキタイ人、奴隷、自由な身分の者の区別はありません。(3章11節) 【上記の感想】 スキタイ人が出てきましたね。 ものの本によると、新約ではここだけに出る語です。 ヘロドトス以来、ギリシア人にとって野蛮民族の最右翼であったようです。 スキタイ人を更に調べると、次のような記述がネットにありました。 -----引用開始----- 古代にギリシャ文明を極東にまで伝えた者がいたのではないか? そしてそれは恐らく中央アジアで活躍していた遊牧騎馬民族のスキタイ人であったのだろう。 スキタイ人が貿易を通じて中国にギリシャ文明を伝えた。 日本神話も明らかにギリシャ神話の影響を受けているが、これは文字を持たないスキタイ人が口伝で東アジアにまでギリシャ神話を伝えたからだとされている。 -----引用終了----- 日本にギリシャ神話を伝えたのはスキタイ人との説です。 なかなかロマンを感じさせます。 【この本からの引用】 わたしと一緒に捕らわれの身となっているアリスタルコが、そしてバルナバのいとこマルコが、あなたがたによろしくと言っています。(4章10節) 【上記の感想】 ここでは、アリスタルコという人物について、調べてみました。 聖書にはほとんど出ておらず、詳細は不明です。 が、熱心な信徒であったと想像されます。 ネットで数件見てみましたが、影でパウロを支えた素朴な人物であったようで、最後までパウロに従った人物のようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/21 10:54:54 PM
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