カテゴリ:読書
読後感を書いておきます。
この本は、1994年頃に書かれたと思われます。 著者は1930年生まれなので、執筆当時は64歳位であったと想像されます。 「老い」について書くにはまだ若かったのではとも思いますが、「老い」を意識する分には、別に不思議ではないかも。 なお、著者の作品は数冊読んでおり、読後感を書いたことがあります。 それは、以下の2冊です。 『我は苦難の道を行くー汪兆銘の真実』 『「北方領土」上陸記』 それでは、以下に、【この本からの引用】と【上記の感想】を書きます。 【この本からの引用】 硫黄島といえば、戦争を知らない世代にとっても重苦しいひびきで伝わっているようだ。 太平洋戦争の玉砕の島である。 さきごろ、玉砕の指揮をとった栗林忠道中将の未亡人らが慰霊のために島にわたると聞いて同行させていただいた。 【上記の感想】 ウィキペディアに、栗林忠道について、次のように書かれていました。 -----引用開始----- 死後、米国からは高評価を得ていたが、日本国内では局地戦で戦死した司令官ということもあり、一般的にはあまり注目されていなかった。しかし2006年、映画「硫黄島からの手紙」が公開され、渡辺謙が栗林を演じた事から、その人となり、軍人としての能力、トップとしてのリーダーシップ等に注目が集まっている。 -----引用終了----- 私は、映画「硫黄島からの手紙」を見ていないので、何とも言いかねます。 まあ、機会があれば、見てみようと思います。 【この本からの引用】 戦後の恐慌期といわれた昭和24年に私は新入社員1年生になっている。 勤め先は自動車のメーカーだったが、敗戦を期に生産は止まっていた。 当然のコースとしてやがて会社側から首切りが提案されている。 まず対象になったのは共稼ぎ女子社員だった。 夫の将来は引き受けたから、妻のほうは勇退してほしいといわんばかりの通達が発表になったのである。 【上記の感想】 著者が働いていた自動車メーカーは、トヨタ自動車です。 トヨタの株式を私は保有しているので、昭和24年頃の情勢を調べました。 すると、戦後の恐慌期と言われるだけあり、企業は大変だったようです。 それが、朝鮮戦争の勃発(昭和25年)で息を吹き返したと。 まあ、そんなことを聞いたか読んだかしたなあ、と思い出しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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