テーマ:エネルギー革命(253)
カテゴリ:エネルギー革命
三洋電機と新日本石油は23日、「薄膜型」と呼ばれる次世代太陽電池事業で共同出資会社を設立したと発表した。2015年度までに1000億円を投じ、年100万キロワットの生産体制を構築する計画で、10年度から8万キロワットで生産を始める。欧州に続き、米国でも環境対策として大規模発電所での太陽電池の導入が進むとみられ、両社は今春に三洋を子会社化するパナソニックとも連携して薄膜型での収益拡大を目指す。
同日付で設立した新会社「三洋エネオスソーラー」は資本金が2億円で、三洋と新日石が折半出資、社長は三洋が派遣、副社長は新日石が派遣した。10年度に200億円を投資して三洋の岐阜工場(岐阜県安八町)内に年8万キロワットの工場を設立して生産を始める。15年度には年100万キロワットを生産する新工場を建設する計画で、建設予定地は国内外から選定する。 両社は三洋の薄膜の研究をベースに、新日石の持つ原料シリコンを気化させたガスの開発成果を活用しながら、光を電力に換える変換効率が10%の商品開発を目指す。(日経新聞) 【上記の感想】 新日本石油が将来への布石を着実に打っているような記事。 家庭用燃料電池の販売を2009年から本格化するという、こちらの記事に続くものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/25 06:10:26 AM
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