テーマ:落語(3)
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品川の遊郭を舞台にした噺である。前半では花魁と客の心中がテーマとなっているが、後半では自分を騙した花魁に客が仕返しを目論む展開となる。現代では前半のみの話で終了させ、後半の下げの部分までの話をするやり手がほとんどいない。
『井関隆子日記』天保10年(1840年)の2月の条に、原話と思われる記述がある。また、上方落語では桂文太が「松島心中」の題で松島遊廓を題材に改作し演じた。(ウィキペディアより) 【上記の感想】 上記は、「品川心中」について書かれた部分。 古典落語の「品川心中」を、CDで聴いてみた。 実は、落語をじっくりと聴くことは初の体験である。 何故に落語を聴こうと思ったのかというと、最近読むようになった夏目漱石の作物の影響である。 漱石は100年前の人物だが、当時の娯楽は当然ながら今とは違う。 テレビ、ラジオ、ビデオ、インターネットなどは、もちろん家庭にはない。 寄席とかいうものに、漱石は子供の頃良く連れていってもらったという。 その辺りから古典落語の世界を覗いてみようと、私は思い立ったわけである。 今回は、五代目・古今亭志ん生の「品川心中」であった。 昭和35年8月25日収録で、東宝落語名人会での一席である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/29 10:57:58 AM
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