カテゴリ:鉄鋼
溶接鋼管2位の住友鋼管の今2010年3月期は売上高480億円(前期比28.3%増)、営業損益は2億円の黒字(同96.4%減)と前回予想の2億円の営業赤字から一転する見込みだ。会社側が修正した。黒字見通しに変わるだけでなく記念配当も実施する。「東洋経済オンライン」は、今期予想を修正値に合わせる。需要が上向く一方で固定費がさらに減る来11年3月期の大幅増益も見えてきた。
今期は09年4~9月期(上期)に大きな在庫評価損が発生し、建材も不振なことから赤字転落が必至と見られていた。それが、自動車向け中心に鋼管が予想外に早く上向き、緊急コスト改革委員会を設置して人件費削減を中心にコストの合理化も想定以上に進んだ。現体制となり社名変更10周年として記念配当も実施する。 来期で増益に寄与しそうなのが、米国事業だ。自動車向け中心に需要が上向いている上に、テネシー工場を閉めてインディアナ州のシーモア工場に集約することで生産効率も上がる。また、需要が盛り上がる中国は、広州現法が日系自動車メーカー向けに好調で、増強投資も実施する。国内も自動車向け中心に戻り歩調が続き、営業利益は今期を底に大きく回復できそうだ。(東洋経済新報社の記事より) 【上記の感想】 住友鋼管株が堅調。 現在値は550円。 昨日は、権利取り売買最終日だったが、売買高は大幅増。 優待を含めた利回りが4.9%になるので、納得もできる。 業績は回復期待がある。 仮に、四季報の来期予想を信じれば、株価的には割安感がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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