テーマ:精密機器(51)
カテゴリ:精密機器
【特色】遠心力のバラツキを測るバランシングマシンの大手。自動車業界が主力販売先。海外生産も
【連結事業】バランシングマシン61、シャフト歪自動矯正機5、他34 【海外】62 【期末増】6月末受注残82億円(前年同期比13%増)と順調。国内は研究開発用各種試験機が回復歩調。タイヤバランシングマシンは中国、韓国等アジア主体に伸長。通期で上期の好調保ち、営業増益。年40円配。 【試験機】バランシングマシンがアジア新興自動車市場向け拡大。資材の現地調達等低価格化対応に重点。国内は振動、材料試験機等自動車以外の応用分野開拓へ注力。 (会社四季報2011年9月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、国際計測器(7722)について書かれたもの。 保有銘柄ではない。 まず、売上高の推移をみてみる。 単位は億円。 2009年3月期 95 2010年3月期 55 2011年3月期 107 2012年3月期 110(会社予想) 2010年の落ち込み(前年比42.1%減)、2011年の急回復と、株の値動きのような激しさである。 そこで、2010年3月期の短信をみてみる。 ---2010年3月期の短信の引用開始--- 自動車メーカーの設備投資が縮小している影響により上半期の受注高が予想以上に低く推移したことや期末に大型製品の納期が集中したことにより中国・東南アジア向けタイヤ関連試験機の出荷が次期にずれ込んだこと及び対米ドルや韓国ウォンについても想定を上回る円高で推移した影響などにより連結売上が減少したことによるものであります。 ---引用終了--- 要は、自動車メーカーの設備投資が悪化した影響である。 期末の受注残は53億円あったとのこと。 次に、配当性向と純資産配当率をみてみる。 22年3月期 --- 2.4% 23年3月期 48.4% 8.1% 24年3月期 47.9%(予想) 1株配の推移は、 22年3月期 10円 23年3月期 35円 24年3月期 40円(予想) 今期は増配を予定しており、株主思いの会社である。 次に、第1四半期の短信をみてみる。 第1四半期の売上高は、前年同期比で32.0%増。 通期予想売上高が2.2%増なので、良いと思われる。 が、通期予想に対する第1四半期の売上高の割合は、15%にすぎない。 よって、良い悪いの判断は、現時点では困難。 最後に、株価と指標をみてみる。 現在値は、666円 予想PERは、8.08倍 実績PBRは、1.48倍 予想利回りは、6.01% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/10/14 11:05:44 AM
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