癒しと治療

癌という病気になって、色々なことを勉強してきましたが、

体の不調と、心は密接につながっていると思います。

アロマの勉強をするようになってからは、

勿論、脳の働きによって、ホルモンの分泌を促がしたり、

リンパの流れが良くなり様々なところに良い結果が出て、

体が楽になるということも本当に良くわかった。

しかし、大きな病気をしてみて思うのは、

どんなに体にいいという治療を行っても、心がついていってないと

その効果も半減するということ。

ストレスの溜まる生活を続けていたために、大きな病気をしたとしましょう。

最先端の機械や薬品を使用し体は健康な頃に近づいたとしても、

また、ストレスの溜まる生活に戻っては、治った気にはなりません。

むしろまた、弱った体に病気になる元を流し込んでいるようなものです。

大きな病院に行き、最高の治療を最高の金額で受けても、

心のない治療には、どこか不安があります。

まるで、機械と体をくっつけているよう。

たとえそこまで最先端でなくても、

皆、笑顔で　「がんばっているね」とか先生に言われたら、

それだけで、痛みも半減するような気持ちになる。

小さい子供が、転んで足に怪我をして泣いていたら、

母親は、「いたいのいたいの飛んでけ～」って、

抱き寄せて言ってあげる。

絶対、治ってはいないのだが、子供は泣き止む。

それは、絶対的な心の安心感から、痛くないんだと思うのです。

私が、行っているサロンの一部の活動は、

高齢者や、障害者、がん患者を持つご家族、

そういった方々に少しでも、心が楽になっていただけたら、そういう

理念のもとで行っています。

直接携わる、サロンのお仕事は、

アロマトリートメント（マッサージ）や、リンパマッサージや、

全身マッサージ（整体）、リフレクソロジーや、美容的なことと様々ですが、

国立公園休暇村　網張温泉は、

病気療養や高齢者のお客様が本当に多い。

車でまわれば、玉川温泉や乳頭温泉などなど数々の温泉場があり、

療養の場所にはうってつけである。

そこで、スタッフが、皆様に癒しを提供しています。

ここのサロンのお客様は、

源泉湯に入り、その体を揉み解し、そして、

孫ほどのスタッフと心ある会話をし、楽になって帰っていく。

日々の生活の中で、少し疲れたときは、

自分の体を休めるのではなく、心を休めるのが一番良いと私は思う。

この一ヶ月、身をもって体験いたしました。

やっぱり。

心と体は一体です。

昨日、久慈の親友と長電話しました。

今、抗がん剤で体はグターっとしていますが、

なんだかやる気が出てくるのです。

これは、気持ちが電話によって前向きになったからです。

ご病気をされている方が、もしこのブログを読んで頂いていたら、

是非、病院に行くだけではなく、

周りの生活環境や、生活習慣を見直して欲しいと思います。

どこかに、

何かに、

無理はありませんか？？？

私は、ありました。

しかし、今、ちゃ～んと修正中です。

心を軽くして、治療に励みたいものです。

心が、軽くなるって、

最高の治療です。

アロマルーム　　至福のひととき