今朝、髪の毛を二つに結わえていると兄怪獣が一言
「お母さん、髪の毛そういう風にしてると、後ろから見るとかわいいね」
すかさず私は
「じゃぁ、前から見るとどうなの?」と聞くと
「うーん、分からない」とにっこり
おぬしもなかなか言うのぅ
そうそう、越後屋とは悪代官に取り入って影で悪の手引きをする商人のこと
まさに兄怪獣そのものだ
先日TDLに行ったときもそうだった
例のクリームソーダ味ポップコーンを肩から下げた兄怪獣
それを食べたくて食べたくて仕方がない
でも母から「みんなで休憩をしてるときにしか食べちゃだめ」とお達しが出たので面白くない
トゥーンタウンの入口でどのアトラクションに行こうかみんなで議論していると兄怪獣の姿が見えない
あたりを見回すと大きな柱の後ろ側に腰掛け、
母の死角になるのをいいことにポップコーンを1人頬張っていたのだ
ったくぅ、越後屋め
おぬしの悪事はお上の知るところとなったぞよ
天誅!!!
裁きは下された
母は越後屋ごときに欺かれたりはしないのだ
ははは
この越後屋、時に弟とつるんで悪行の数々を働く
いや、正確に言うと弟をそそのかし、悪事を働かせるのだ
まだ純真な心を残す三歳児にいろいろと吹き込む越後屋兄怪獣
なんたること!
弟とカードゲームなどをしているときの越後屋は生き生きとしている
「あー、それはだめなんだ!」
「そのカードを出したら負けってことなんだからな」
などと自分勝手なルールをその都度作り上げる
嫌気がさしてゲームをやめたがる弟怪獣に向かって
「途中でやめちゃいけないんだぞ」
「やめるってことは俺の言うこと聞くってことなんだぞ」
「じゃぁ、次はビーダマンやるんだな」
「カードとビーダマンどっちにするんだ」
などと弟怪獣の意思など全くお構いなしにまくしたてる
こういう時の兄怪獣は越後屋を通り越して悪代官そのものだ
この越後屋兄怪獣にいたぶられる平民弟怪獣は
同年代の友達といると兄怪獣と同じような口の聞き方でいることが多い
兄弟揃って越後屋
母は頭が痛い