遥かなる丘へ

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二人の指揮者。
殺されたウクライナ人と、西側から追放されたロシア人
：戦争、民族、国と芸術家
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20221016-00319749

ウクライナ南部へルソンで今月10月1日の国際音楽デーに際して、
占領軍がフィルハーモニー管弦楽団の協力のもと、
祝祭コンサートを計画していたところ
へルソンフィルの首席指揮者ユーリ・ケルパテンコ氏が
協力を断ったことから自宅にいたところロシア兵に自宅内で射殺されたとのこと。

1976年生まれ46歳。
音楽学校アコーディオン科を卒業し作曲と指揮も秀で
2000年からへルソンフィルハーモニー管弦楽団に勤務していた。

まったくもって第二次世界大戦下のナチス国家のようだ。
反体制者は逮捕され看守に賄賂がきけば助かる可能性はあるが
自白するまで拷問はあった。
あ、ナチス国家ではなく強制収容所みたいだ。
支配側に従わなければ射殺も当たり前にある。

ワグネルという民間軍事会社の派遣する兵士が
結果重視で惨い行為を民間人にも迷いなくできシリア・アフリカで成果はあげた。
彼らはプーチンの闇の傭兵部隊という話。
そしてウクライナにも入り込んでいる。


もう一人のロシア人指揮者ヴァレリー・ゲルギエフ。
ケルパテンコ氏よりかなり有名で資産持ち。
プーチンと懇意でウクライナ侵攻にはノーコメント。

彼はマリインスキー劇場の若い才能を支援するはずの音楽家名義の慈善基金
(国営企業から4年間で約40億ルーブル※約3800億円）の口座を個人の財布として、
レストラン、旅行、医者代、光熱費など、あらゆるものの支払いに使っているとのこと。
外国にも1億ユーロ以上の資産を、多数所有。
しかも公務員でいながらこれらを申告していない。

彼は「ロシア政府と緊密に連携している」ことを理由に
スウェーデン王立アカデミーから除名された。


除名されても資産はあるし金銭的には困らない。