感情を選ぶ
先日、夢について、何人かと話していたときに、かなりの人が、「人を幸せにしたい」と言っていました。私もその一人です。その時の感想として、「そんなに幸せじゃない人が多いのかと、悲しくなる」とおっしゃっていた方がいました。なるほど、そういう捉え方もあるのだ!と捉え方の違いは面白いと思いました。例えば、松下幸之助さんは、お母さんを楽にしてあげたいという思いで、家電を開発されたそうですが、その時も「世の中の女性は不便で可哀相だ」という考えがあったと思います。そうなると、「幸せじゃない人がいるのは悲しい」「幸せにしてあげたら、嬉しい」という感情は、未来の表現をすると光と影のように同時に発生してしまいます。どちらの感情を選ぶのかは、その人自身の観念によるものです。私は、どの感情を普段選んでいるのかと考えさせられました。