星を巡る純情乙女の歌姫伝説計画第8話「ハイスクール・クイーン」…
わたしの名前はルナマリア・ホーク。前回はちょっとわたしの仕事の都合で休ませてもらったけど、シンの妹のマユちゃんのレポートはどうだったかしら?まぁ、別の仕事と言ってもあっちでもまたシンと共演だからであんまり有難みはないけど、それでもヒロインだからロード・オブ・ザ・ヒロインを目指すわたしとしては当然な仕事なわけ。どうせなら、シンとなんか共演するよりアスランさまのほうが良かったんだけど。わたしのいないうちにバジュラとの戦いが終わって、いつも通りの平穏な日常が戻ってきたと思いきや、いきなりゼントラルモールに現れたニンジン星人…、ってよく見たら中華娘じゃないの。せっかくデビューしたっていうのにいきなりの仕事がそんなかぶりものなんかじゃ先が思いやられるわね。子供にも不気味とか言われてスルーされてるし、せっかくデビュー出来たとしてもまだまだ前途多難よね。さすがにこんな格好じゃみんなには言えないのはわからないでもないけど、例の件合格って何?とか思ってたらいきなり美星学園に中華娘が転入という嵐のような展開。しかも1年なのに、なぜか馬しっぽ頭がいるクラスに来るって馬しっぽ頭は2年でパイロットコースなんじゃ…。芸能コースで1年と中華娘が一緒っていうのも出来すぎのような。と思ったら、タカビーのマネージャーのメガネスーツな女性が美星学園の解説をしてくれて何となく納得。よくはわからないけど伝統文化や技術の習得、継承を主眼においたフロンティアきってのスペシャリストの養成校で全8コースすべてが完全単位制をとっており、所属している学科、学年とは別に任意の教養科目クラスに所属しているんですって。それで、いつもコースが違うメガネまげロン毛が馬しっぽ頭たちと一緒にいたのね。ようやく謎が解けたんだけど、面白そうねと学園目指して車を走らせるタカビーの意図がまた怪しさ全開なんですけど。休み時間になって中華娘が前の学校は規則が厳しくて美星学園に転入してきたのはわかったんだけど、一番反対しそうな冷やかしメガネがメガネまげロン毛も巻き込んでセクハラしてるのはどうなの?新たな学友に校内を案内ってときに、学園に乗り込んで爆走するリムジン。さっきまで普通に運転していたのに、学園に来るなりいきなり荒っぽくなるってどういうことよ。馬しっぽ頭の何でお前が…、って台詞はホントみんなの気持ちよね。タカビーが言うには地元学生との交流とかで学園の許可をもらってるから奴隷くんに案内させるっていうのも、さすがにタカビーだけあって中華娘のさらに上を行く嵐の展開ね。奴隷に反発する馬しっぽ頭を大事なイヤリングを宇宙で失くした弱みを使ってあっさり撃墜したタカビーはさすがね。ギャラクシーはまだ行方不明なのにこんなところでのほほんとしていていいのかと、何気にシリアスな方向に話を持っていこうとしてもタカビーにあたしは信じてるもの、ギャラクシーがそう簡単にやられるわけないわとこれまた一蹴される主人公の立場っていうのも…。それにしてもまずは案内してと言ったところがあれ♪というのも、EX-ギアって全然案内じゃないような。EX-ギアで卵を掴むのがお約束かどうかは知らないけど、出来たらもれなく遊覧飛行をプレゼントするという冷やかしメガネをこれまた軽い男は趣味じゃないと言い切るタカビーはどんどん破壊力を増していくわねぇ。簡単、簡単と言いながら貴重な天然物の卵を撒き散らしてしまうっていうのもお約束なのかしら。ついでにこの後のシャワーシーンも、って何でいつもこういうお色気ありの展開なのかしら。シャワーを浴びながら何気に中華娘に近況を聞くタカビー。中華娘ラブなメガネまげロン毛がタカビーに食ってかかってるけど、これまたスルーするっていうのはもうスターの貫禄よね。まぁ、いくらのタカビーでもわたしには敵わないけど。タカビーの差し伸べた手を自分の力で頑張るとやんわり断る中華娘もなかなかだけど、そう言うんじゃないかとわかっていながら声をかけるタカビーとのやり取りもなかなかのものよね。そんな微妙なやり取りの中、なぜかシャワールームにいたオープニングからこれみよがしに出ていた謎の生物が咥えたものは、よりにもよってタカビーの下着。いや、そんなミラクルはありえないし。さらにはタカビーを一目見ようとシャワールームにまでおしかけてきていた男子学生たちの間を通り抜けて入ってくる女子学生が開けたドアからタイミングよく出て行く謎の生物って…。こんなに覗こうとしている怪しい男子学生の集団がいるっていうのにシャワーをしようと入ってくるこの女子学生の神経をちょっと疑っちゃうんだけど。謎の生物が出て行ったすぐ後を追いかけるタカビーが自分で下着を持っていかれたと怒鳴ることで自爆するんだけど、覗こうとしていた男子学生たちが一目散にその生物を捕まえようとするのはどうしてなのかしら?それより目の前にバスタオルを巻いただけのタカビーがいるのに下着のほうが良いって、思春期の男性ってよくわからないわ。時間がないのに生物を一緒に捕まえようとする中華娘に駆け出しは自分のことだけ心配してなさいと一喝するタカビーってすごいわよね。ようやくこの騒ぎに気付いた馬しっぽ頭たちにどきなさいとEX-ギアを装着して謎の生物を追いかけるタカビー。基本動作と走り方だけしか教えてもらってないのに、あれだけ使いこなすってさすが銀河の妖精ってところかしら?なぜか止まり方は教えられてないっていうのはお約束だけど。その上ロックもしないで走っていくなんてもう無茶苦茶よね。さっきまではシリアス担当だったのに一転してお笑い担当になったタカビーが校内を爆走した後には、壁に激突するたびに出来た破壊の後が残っていくんだけど、そんな勢いでぶつかってるっていうのによくもそれだけ動けるものね。こんなに大事になってるっていうのにしょうがないわね、あの娘で終わるメガネスーツなマネージャーもどうかと思うけど。ようやく謎の生物を屋上まで追い詰めて、よくもこのシェリルにここまでさせたわねと一気に捕まえようと飛び出したところでEX-ギアが外れて屋上からのフリーダイブ。自分の生命が危ないというのに、落ちていくタカビーがスカートを押さえながら叫ぶっていうのは女性としての真髄を見たような気もするけど、間一髪EX-ギアを装着した馬しっぽ頭がキャッチすることで無事に治まったけど、そのまま自由落下したピンク髪少年のEX-ギアは完全にお陀仏しちゃったわね。僕のさむそ~ん!としくしく泣いているピンク髪少年にとってタカビーは完全に疫病神よね。そんなピンク髪少年の受難をよそに悠々と空を飛んでいい雰囲気になっている馬しっぽ頭とタカビー。それとは対照的にさっきまではワンツー、デカルチャーとうきうきだったのに、せっかく決まった仕事もおかっぱ頭の策略でぽしゃってしまいたそがれている中華娘がまた1人で歌っていると、今度はその歌にハーモニカを吹きながら現れた謎の人物。いや、ムーミン谷にいる旅人じゃないんだからいきなり楽器を片手に登場するっていうのも怪しさ爆発でどうかと思うんだけど。そんなどたばたな1日が終わり、また次の日からは平穏な日常が始まるかと思えば、最後の最後で今度はタカビーがパイロットコースに転入してくるって。よろしくね♪ってタカビーの爽やかな笑顔で終わったけど、そんなオチでいいのかしら?恋する乙女の脳内補完計画