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灰色の空のむこうには…

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2013.09.23
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カテゴリ:行って来ました
その1から続きまして、お昼も無事に食べ終わったので心
置きなく進路はいざ観音寺城へ!と思ったのですが、ふと
近江八幡まで来たのならと思い出しナビで位置をチェック。

僕はあまり滋賀の地理には明るくないのですが、彦根から
走っている途中に何度も東近江の看板を見かけたのでお店
を調べて見ると、ちょうど観音寺城とは対面になるのです
が、お城へ行くよりは近いところに発見。

というわけで、僕が担当していたお店のフロア長が4月に
東近江の店へと異動されていたのがずっと気になっていた
ので、さくっと顔を見に行ってみますと入口ですぐさま
お会い出来たのはビックリしましたが、さくっと世間話を
して満足したところでいざ観音寺城へ。


観音寺城へのアクセスは観音正寺の駐車場から徒歩で行く
とありましたので、ナビに観音正寺をセットして向かった
まではよかったのですが、道中ちらほら見かける観音正寺
の案内板にまさかの林道通行止めの張り紙がされていて
イヤな予感。

とりあえず行くだけ行ってみようと突っ込んでみたのです
が、やっぱりといいますか、観音正寺への林道は先日の
台風18号の影響で土砂崩れが起きたらしく、通行止めと
なっていましてゲートが閉められていました。

他に道はないものかとカーナビで探しても同じところしか
出て来ず、ここまで来たからには観音寺城へ登りたいと
路駐してネット検索しますと、観音寺城がある繖山へが
桑実寺からも登山出来ると見つけたので、さっそく桑実寺
へ向かうことに。


ゲートのところからうねうねと山道を下るとすぐ桑実寺に
到着したのですが、あろうことか駐車場がどこにも見つか
らず、いくら人通りに車通りが少ないとはいえ、さすがに
路駐するわけにはいかないので、今度は近隣で駐車場を
探すハメに。

そこいらを2周ほど流した結果、桑実寺へ行くには2つの
ルートがあるらしく、脇道からのルートだと参拝道入り口
前には信長の館や安土城考古博物館の駐車場がありました
ので、そこに駐車して登山することにしました。


IMG00774.jpg


矢印通りに砂利道を進んでいきますと、しばらくしてから
桑実寺の参拝客用駐車場を見つけてまして、こんなところ
わかるわけないやんと突っ込みながら、ぐいぐいと民家の
横を通り抜け鉄板の橋を渡っるとようやく山門を発見。


IMG00748.jpg


そこから石段を登ること約600段ちょっと、息も絶え絶え
になりながらようやく本堂へ到着したのですが、目指すは
まだまだ先の観音寺城ということで、本堂の横を通り過ぎ
山道へと入っていきました。


IMG00772.jpg


ひたすら山道を歩きながら思ったのですが、僕が今までいろ
いろと経験してきた中で自分との闘いである最たる競技って
山登りだなと、しみじみ痛感しました。

自分で歩かなければ前にも後ろにも進めないしどこにいるか
さっぱりわからない、途中で止めようにもこれまで進んで
きた道を自分の足で戻らないといけない、さらには方向が
わからずその道が正しいのか自分を信じて進まなければなら
ないなど、これほど極限の自分と向き合うものって他には
ないんじゃないかなと、まさに修行をしている気分でした。

心も身体も折れまくり、もうダメだ、さぁ戻ろうと頭の中は
リフレインしながらも、気力だけで頂上を目指しているうち
にいつの間にかこれまで急な山道だったのがなだらかで平ら
な道に変わったかと思えば、目の前にはようやく念願の石垣
が見えてきました。


IMG00756.jpg


いざ本丸跡に入ろうとしますと、なぜか石垣の前でカップル
がイエーイとピースして自我撮りの写真を撮っていまして、
山登りだけで僕はMajiで倒れる5秒前にも関わらず、そんな
爽やかな余裕があるってなんて凄いと唖然としながら見てます
と、観音寺城跡の説明書き看板の前で寛いでいた2人組の
おじさんたちに声を掛けられました。


IMG00760.jpg


どこから登ってきたの?と聞かれたので、変わった質問だなぁ
と思いつつも桑実寺からですと答えますと、それはよく登って
来られましたなぁと感心されてしまいました。

いやいや、観音正寺の林道が通行止めになってるから城跡そば
の駐車場はアウトだから、みなさんも麓から登ってきたんじゃ
ないんですか?と聞きますと、おじさんたちは顔を見合わせて
実は地元民しか知らない観音正寺への道があるんだと言われた
のです。

それを聞いて思わず僕はへ?と固まってしまいまして、トドメ
とばかりにカーナビならその道はおそらく検索されないと思う
からよそから来る人はわからないと思うけどと言われてしまい
ました。

別れ際、おじさんたちにあっちに行くとすぐ観音正寺だよと
教えてもらい、どこから帰るの?と聞かれたので桑実寺のほう
に車を停めてますので元来た道を戻りますと答えますと、おじ
さんたちは遠い目をしながら口々に頑張ってと励ましてくれ
ました。


IMG00757.jpg


IMG00764.jpg


IMG00768.jpg


繖山の標高は約433メートルで、本丸跡は395メートルの
ところにあり、付近の武家屋敷跡など涙目で石垣を見て回り
ながら、せっかくだから見て行こうとおじさんたちに教えて
もらった道を歩いていきますと、ものの5分もしないうちに
観音正寺に到着しました…。

寺を見たとき思わず近っ!と叫んでしまいましたが、休憩所を
見つけたので飲み物をゲットして寛いでいますと、さっきの
カップルが休憩所にやってきまして、楽しそうに話しながら
駐車場へと去っていくのを見送ったのには、虚無ってこういう
ことなんだと悟りを開いた気分になれました。


観音寺城へと引き返し、桑実寺へと下山した頃には時刻はすで
に16時半。

14時前くらいに駐車場から出発したのでおよそ2時間半の
行程でしたが、あまりの空しさにどっと疲れてしまった登城
でした。


空しい繋がりで言いますと、そもそも僕が観音寺城へ登城する
のに駐車しているのが信長の館っていうのも…。

これまで安土城には何度か登城したことはありますが、まだ
スタンプはもらったことがないのでそのうち来ようと思って
いた目と鼻の先まで来るのと、目の前まで来るのとでは気分は
大違い。

観音正寺は西国三十三ヶ所中最難所の一つとして有名な寺だ
そうで、この空しさに打ち克ってこそ精神的にも肉体的にも
強くなるべく、登城ではなくまさしく修行しに行ったような
一人旅でした。





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Last updated  2013.09.29 17:47:55
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