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カテゴリ:■形成外科・手外科
本日のYahoo NEWSより
"2010年に倒産したフランスのポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)社が製造した豊胸用シリコンバッグが体内で破れる恐れがあるとされる問題で、同社創業者が拘束された" とのこと。 ■問題点 ・同社はシリコンバッグの材料として医療用ではなく"工業用シリコン"を使用していたこと ・PIP製バッグは他社製品よりも破裂しやすい→漏れたシリコンが炎症を惹起 ・2011 Nov 25 PIP製バッグで豊胸手術を受けた女性が、胸部の「未分化大細胞型リンパ腫(ALCL)」で死亡 ・日本の医師が個人でフランスから輸入し使用している可能性がある ■未だ不明な点 ・PIP製バッグとALCLとの関連 (発がん率を高めるリスクは確認されていない) ■PIP製バッグ豊胸術を受けた患者さんへの対応 ・バッグの摘出を勧める(予防的措置として) ・摘出を希望しない場合→乳房と腋窩部分の超音波検査(6か月ごと) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.27 00:33:11
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