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カテゴリ:旅逍遙
初秋、前から行きたいと思っていた夕張のシューパロ湖を訪れました。 夕張鹿島~南部にまたがるシューパロ湖は、夕張シューパロダムの人造湖です。 10/30の道新「風のいろ北のみち」で紹介された記事によると、人造湖としては朱鞠内湖に次ぎ道内では第二位、全国では第四位の湛水面積だそうです。 北海道に生まれ住んで50年、夕張は何度も訪れたこともあり、この辺りも数度はドライブしているはずなのですが、大夕張ダムを作る時も、町の一部が水没していたというのに特に記憶に残る風景ではありませんでした。 「見てみたい」と思うようになったのは、2015年に新シューパロダムが可動を始めるときに、再び水没した町として大きく取り上げられたときからです。 そのときに報道された写真の中に、湖面から橋の頭が出ている風景があり、その異様な光景はわたしに様々なことを想像させました。 【湖に沈んだ町】という物悲しい響き。 その橋は、大夕張ダムの建設のために水没した町への補償の一部として提供された【三弦橋】でした。 旧シューパロ湖を形成していた施設は、いまのシューパロダム建設時にすべてがまた水没したのだそうです。 夕張東高等学校の跡地にできた眺望公園からの眺め。 眺望公園に次々と車が止まる様子を見ていると、この人造湖に惹かれて訪れる人が後を絶たないことがわかります。 その誰もが、湖の底に沈んだ町に思いをはせながら、少しだけ頭を湖面に出した三弦橋の不思議な姿に見入っています。 老女がふたり、湖面を指さしながら小声で話しをしています。 「あのあたりだね」 「あぁ、そう、そうだったね・・・」 そのあとの長い沈黙。 懐かしくも寂しい記憶をたどっているのでしょうか・・・ もう二度と踏むことのないふるさとの町を思って。 |逍遙館俱楽部代表| ブログランキングに参加しています。 マークをポチッとお願いいたします! 100年住宅「逍遙館」のブログを読ん頂きありがとうございます。 入居を考えられているみなさん、こちらをどうぞ! → 逍遙館公式サイト keyword/札幌市 賃貸アパート 賃貸住宅 賃貸マンション 犬可物件 コミュニティ住宅 単身 移住 フローリング ロフト メゾネット 木のぬくもり アパルトマン 建築 デザイナーズマンション 西11丁目 オール電化 隠れ家 大通り公園 西線6条 中央区役所 南6条 駅近物件 アパマン 1DK ワンルーム IH ウォシュレット 木製サッシ コンサバトリー 初めての一人暮らし しょうようかん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年11月05日 10時04分53秒
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