6660447 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

萩2696

萩2696

Category

Shopping List

お買いものレビューがまだ書かれていません。
2009.06.12
XML
カテゴリ:過払請求

 

  法テラスでは、登録弁護士、司法書士が交代で無料相談に応じている。

本日は私の当番日、午後1時から4時半まで4名の相談にあたる。

相続の1名を除き他は債務問題。

 

 最初の相談者のA子さん(72歳)は身寄りのない一人暮らし。

持病のため思うように働けず、先月ビルの清掃のパートも辞めて

生活保護の申請中、「借金があれば保護は受けられません」「奇麗にしてきて下さい」

役所の人に言われるままに相談会に訪れた。借金はS社の35万、10年前から

一度も遅れる事はなく支払いをしてきたが、ついに・・

 

 律儀なA子さん、S社に支払いの猶予をお願いするも、「まだ枠(限度額)がありますから

心配することありませんよ」「返済金と同じ額を引き出して、そのお金を直ぐ入金してくれ

れば結構ですよ」と言われる始末。

 

 今までも残高が少なくなると、「生活大変でしょう、遠慮なく使ってください」と個人名で

度々通帳に振り込んできたと言う。これでは死ぬまで借金は無くならない。

しかし「今まで親切に良くしてもらった」とA子は言う。身寄りのない彼女にとって

唯一の心の支えだったかも知れない。 

 

 「過払いになっている可能性がありますよ!!」いくら説明しても理解できない様子、

其れもそのはず、インターネットも、相談できる人もいなかった。

 最後の相談者のTさんも、過払いのことを始めて知ったという。

あらゆる情報が溢れているのに、遮断され、取り残された人々が沢山いる。

 

 先日、過払いで法律上支払の義務がないのに請求を続けた業者の行為を

不法行為と判断した判決も出た。

今こそ、業者の「告知義務」を法律で徹底させることが必要ではないか。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.06.13 15:23:29
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.