カテゴリ:カテゴリ未分類
新しい週が始まった。裁判官も交代で夏休みに入っているのだろうか? 今週は裁判の期日はめっきり少ない。 今日は司法書士の全員が出廷なし。 事務所で待機して、事務処理、お客様との連絡、業者への対応にあたる。 業者からは、相変わらず過払い訴訟の和解申込の電話が、ひっきりなしにくる。
当事務所は、即、訴訟を提起、満額(利息込)の回収で判決も辞さない、和解の場合は 請求額満額(利息込)の端数カット。これが方針だ。
そして、よっぽどのことがない限り、こちらから和解の申し出をすることはない。 交渉ごとは受身で主導権を握ることが重要だと思っている。 しかし、今まで、すんなり和解になったのだが、最近は「すこしでも減額を!」と粘ってくる ようになった。会社の至上命令だろう。
「こちらの事情が厳しいのもわかっているでしょう?」 「もう少し何とかして下さい!」 ある業者のいつもの哀願である。
「私の過払い金でしたら気持ちよく減額しますが、あくまで(私は)依頼者の代理人です」 「(依頼人には)安易な和解はしないと約束しています」 「どうか、御理解下さい」」
「このぐらいは」とおもうこともあるが、これが禁物、なし崩しになっていく。 そして、あくまでも過払い金は依頼者の大切なお金。 我々はその代理人であることを常に自覚しなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.10 20:09:21
コメント(0) | コメントを書く |