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「昨日A社から入金がありました、ありがとうございました」 電話から聞こえるTさんの嬉しそうな声。 昨日までの過払い利息186万円を含め 満額の過払い金*百89万円が戻ってきた。 それもそのはず、昭和の頃からの取引。 昭和62年には借金がなくなり過払い状態になっていた。 そんなことは知らず、それ以後も払い続けてきたのだ。
訴額140万円を超える場合は司法書士には代理権がない。 高齢のAさんに本人訴訟が対応できるのか? 心配をよそに、「時間は十分ある!」「勉強のためにも・・・。」意欲満々だった。 何とか満額取戻してあげたい、こうして二人三脚の戦いは始まった。
相手は第一回目、擬制陳述のため欠席、第2回期日も直前になって、代理人の弁護 士を選任したが、日程が合わないと延期を申立てしてきた。いつもA社が使う手だ。 「これ以上待たされてはかなわない」
相手の戦略の逆手に取って 、 「これ以上、裁判所に出廷するのは苦痛です」「和解する気持ちは一切有りません」 「即、終結して判決をお願いします」裁判所に上申書を出し、裁判官の心を動かした。 そして終結、判決言渡後10日以内に満額が返還になった。
これが、相手のペースにはまり、和解のテーブルに着いていたら、このように早期に 解決はしていなかっただろう。 Aさんは、この他にも2社からほぼ満額が戻ってきている。こちらも利息込だ。
金額が多くなると、気が大きくなって、「利息までは・・・」と遠慮しがちだが、 長い間、高金利を払い続けてきたことを考えれば、一切減額する必要はない。
Aさんの30年間にも及ぶ借金生活はようやく終わった。 あとは残された日々を幸せに過ごして頂きたい 「実例を少しアレンジして紹介させて頂きました」 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き (全国から無料相談受付中) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.08.08 13:14:14
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