カテゴリ:任意整理
Kさんが相談に見えられたのは1ヶ月程前。 債務は数社で何百万円 かなりの重症だったが、 長期分割で組めば、十分支払っていけるので任意整理で受任した。 各社の履歴が届き始めた。 「Kさん、☆社は過払いになっていますよ」 利息の引き直計算が終わったばかりの事務員の声。 取引が2口有り、1口が過払い。 債務が残っているもう一口と相殺しても、150万円以上の過払いだ。 これが全額取れたら、その後の展開も大きく変わる。 「嬉しい報告です・・・・・・。」 すぐにKさんに電話 ところが、意外な言葉 「報告しないですみませんでした。それ、確か、5年前に他の事務所で過払い請求をしています」 念のため☆社に電話して確認してみると間違いなかった。過払い金はすでに受け取っていたのだ。 過払い請求をしたことまで履歴に記載されない場合が多い。 実はもう一社、過払い金は受け取っていると言う。 気を付けないと二重請求をすることになってしまう。 Kさんに限らない、過払い請求した業者へ再度借入をして支払いに窮してしまった相談、依頼が、 ぽつぽつと出始めた。 過払い請求をしても、ブラックにはならない。 再度の借り入れも可能だ。 金融業者にしても、過払い請求をした程、長期間、延滞もしないで支払ってきた客は、 逆に考えれば最良顧客である。 過払い金は貴方の払い過ぎたお金です。得をしたと考えていませんか? 利息制限法内の貸付しかできなくなった今、今後は過払いは発生しません。 支払が苦しかった当時を思い出し、安易な借り入れをして多重債務に陥らないよう気を付けていただきたい。 最近の事例を少しアレンジして紹介させて頂きました。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.08 07:58:14
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