BUCK-TICK「狂った太陽」
今回のお題はBUCK-TICK「狂った太陽」。1991年2/21日にビクター/インビテーションよりリリース(オリコン最高2位)。ゴシック調の「悪の華」から一転、ノイズ・エレクトロを導入した作風で本作での「太陽」とは人類が抗うことの出来ない絶対的な存在として捉えており、前年に亡くなった櫻井の母に対する思いも込められている。 第33回日本レコード大賞・優秀アルバム賞受賞作(他に取った作品はX「JEALOUSY」、B'z「RISKY」、ドリカム「WONDER3」、ユーミン「天国のドア」等)<曲目>1. スピード@2. MACHINE3. MY FUNNY VALENTINE4. 変身(REBORN)5. エンジェルフィッシュ6. JUPITER@7. さくら8. Brain,Whisper,Head,Hate is noise9. MAD@10. 地下室のメロディー11. 太陽ニ殺サレタ*2002年リマスター初回版収録のボーナストラック12.ナルシス(「スピード」のC/W)13.ANGELIC CONVERSATION(「M.A.D」のC/W)@はシングル曲。*対応サブスク:Apple・Spotify#1は先行シングル曲。シングルとはミックスが異なる。スピードってのはメタンフェタミン(ピロポン)の俗語。歌詞の「XXX」の箇所は錠剤を逆回転させてる。ライブでは普通に「錠剤」って言ってる。歌詞に「男の子 女の子」って歌ってるところは懐メロを思わせるが、「これが最後のチャンス 自爆しよう」ってところは物騒。#2は今までにない音が入ってる。ビートロックに回帰したようなナンバー#4「変身」って小説があるが自分が虫になった夢をイメージした?効果音に虫の這うような音が聞こえる#5はタンゴのメロディを取り入れているが、歌詞はちょっぴりH。#6シングルとはコーラスが異なる。「まるで母に似た光」「頬に流れ出す紅い雫は せめてお別れの印」ってところは別れの歌にふさわしい#7は#6のC/Wとして採用され、詩は前年に亡くなった櫻井の母への想いを綴ったもの。アコギの音に混じってハードなギターが哀愁を誘う。#9はエレクトロ・サウンド、ノイジーな音が入ってる。#10はフランスの映画から題が取られていてアングラな感じがする#11はイントロ部分などにシンセギターを採用。シンセギターを実際に使ってみる動画を見たが、シンセ特有の音がする箇所とそうでない箇所がある。【中古】 狂った太陽 /BUCK−TICK 【中古】afbSubdecay M3 ギターシンセ ギターエフェクター