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カテゴリ:参考図書
年末年始に「戦略の形成」(上下巻)を読了。
比較的厚い書籍なのだが、平易な文章こともあり、つるつると読めた。 戦略の形成(上) 第一章「はじめに――戦略について」(ウィリアムソン・マーレー、マーク・グリムズリー) 第二章「ペロポンネソス戦争におけるアテネの戦略」(ドナルド・ケーガン) 第三章「戦士国家の戦略――ローマの対カルタゴ戦争、前二六四~前二〇一年」(アルヴィン・H・バーンスタイン) 第四章「一四世紀から一七世紀にかけての中国の戦略」(アーサー・ウォルドロン) 第五章「ハプスブルク家のスペインの戦略形成――フェリペ二世による『支配への賭け』、一五五六~一五九八年」(ジェフリー・パーカー) 第六章「世界戦略の起源――イギリス、一五五八~一七一三年」(ウィリアム・S・モルトビー) 第七章「栄光への模索――ルイ一四世統治時代の戦略形成、一六六一~一七一五年」(ジョン・A・リン) 第八章「列強国への胎動期間――アメリカ、一七八三~一八六五年」(ピーター・マスロウスキー) 第九章「国民国家の戦略的不確定性――プロイセン・ドイツ、一八七一~一九一八年」(ホルガー・H・ハーウィック) 第一〇章「疲弊した老大国――大英帝国の戦略と政策、一八九〇~一九一八年」(ジョン・グーチ) 第一一章「決定的重心の戦略――イタリア、一八八二~一九二二年」(ブライアン・R・サリヴァン) 戦略の形成(下) 第一二章「イデオロギー戦争への道――ドイツ、一九一八~一九四五年」(ヴィルヘルム・ダイスト) 第一三章「帝国の崩壊――イギリスの戦略、一九一九~一九四五年」(ウィリアムソン・マーレー) 第一四章「無知の戦略?――アメリカ、一九二〇~一九四五年」(エリオット・A・コーエン) 第一五章「安全の幻想――フランス、一九一九~一九四〇年」(ロバート・A・ダウティー) 第一六章「階級闘争の戦略――ソヴィエト連邦、一九一七~一九四一年」(アール・F・ズィムケ) 第一七章「イスラエルの戦略の進化――不安感の心理と絶対的安全保障の追求」(マイケル・I・ハンデル) 第一八章「核時代の戦略――アメリカ、一九四五~一九九一年」(コリン・S・グレイ) 最終章(第一九章)「おわりに――戦略形成における連続性と革命」(マックグレガー・ノックス) 「戦略は政治に従う」という、当たり前のことを再確認するには最適な書籍。 図書館で借りて読んだのだが、購入してもいいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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