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テーマ:百人一首って・・・(7)
カテゴリ:百人一首
百人一首 40番歌
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問うまに しのぶれど いろにいでにけり わがこいは ものやおもふと ひとのとうまに 作者:平兼盛(たいら の かねもり) 平 兼盛(たいら の かねもり生年不詳 - 991年1月21日)は、 平安時代中期の歌人である。三十六歌仙の一人。父は光孝天皇の曾孫にあたる大宰大弐・篤行王。臣籍降下前は兼盛王と名乗っていた。官位は従五位上・駿河守。 恋をしていると顔色に出ているのか、何かもの思いをしているようですねと尋ねられることがある。 「拾遺集」の詞書では、この歌は960年に村上天皇が開いた「天暦御時歌合(てんりゃくのおほんときのうたあわせ)」で詠まれたとされています。ここでは、「忍ぶ恋」の題で同じく百人一首に収載されている壬生忠見(みぶのただみ)の「恋すてふ」の41番歌、 恋すてふ(ちょう) わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか とどちらが優れているか最後まで競った歌です。この2首は、いずれも甲乙つけがたい歌であったために判定に困りましたが、帝がこちらの歌を口ずさんだことで兼盛の勝ちとなったという有名な話があります。 ※ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/04/13 03:12:18 PM
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