テーマ:生き方上手(657)
カテゴリ:一日一言
*ここから引用*
このS子はわたしが朝鮮で教えたのであ るが、終戦で引き揚げ、(中略)東京に出、 ある慈善社会活動家の経営する学園に勤め た。ところが裏面を見ると、いたみをもつ 者を食いものにしている似非(エセ)慈善家であっ た。そこで彼女の純真さは一ぺんによごさ れ、救いをわたしに求めてきた。そうした S子に、この詩を送ったのである。だまさ れ、いじめられ、ふまれ、転落する人と、 しない人、泥まみれになる人と、ならない 人、そういう人たちをいくたりも知るゆえ に、わたしは詩を書き続けている。いたみ のない人には、わたしの詩は無用である。 *ここまで引用* 致知出版社『坂村真民一日一言』より、感謝します。 真民先生ご自身も 幾多のいたみを味わって、 それ故に くじけないコツを 詩に綴られたのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.11 10:31:08
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