南カリフォルニアの青空の下で

最近　アメリカのニュースに若者の間で大人気になっているある飲み物がよく出てくる。　それは･･･"健康ドリンク"　と称されサプリメント扱いで売られている　

『Red Bull（レッドブル）』　や　

『Rock Start（ロックスター）』　や　

『Monster（モンスター）』 である。

名前を聞くとどうもサプリメントには聞こえないんだけど？！

要するにこれらはカフェインを大量に含有する　『エナジードリンク』

コカコーラやスプライトにもカフェインが入っているけれど、あれらは　『清涼飲料水』　なのでカフェインの含有量に厳しい規制がある。

一方　『サプリメント』　になるとその規制が無いと言うから可笑しなものである。はっきりとは覚えてないけれどこれらの"健康ドリンク"にはコーヒー10杯分とも言われるカフェインが入っているらしい。寝不足の大学生が試験前に飲んだり、中には毎日の糧に飲んでいる若者もいるとか･･･一番驚いたのは6歳以下の子供の中にも愛飲してる子がいるらしい。

それが最近、これらを愛飲する若者の死亡が報道されたり、心臓疾患の発症が報道されたりとあまり"健康ドリンク"らしからぬ副作用？が問題になっている。

ちなみに日本のコンビニでも買えるらしいので、これまた驚きである。

最近は世界の色々な物が日本に居ながらして手に入るようになったのはいいけれど･･･こんな物まで輸入しなくても･･･っと思うのですが、いかがなものでしょうね？

これらのドリンクが爆発的に売れた理由は･･･マーケティング戦略とでも言うのかな？　これらのドリンクは色々なスポーツやコンサートのスポンサーになっているので若者達の目に付くと言うわけ！！

モンスターのイメージカラーは『Green』　Kawasakiのバイクのイメージカラーも同じく『Green』　その為モンスターはKawasakiバイクのスポンサーを数多くしています。

上記はカフェインドリンクでアルコールは入っていないが、『For Loko（フォーロコ）』　という"健康ドリンク"には大量のカフェイン＋11～12%のアルコールまで入っちゃてる！！　

これがまた危険極まりない飲み物で、カフェインとアルコールを一緒に摂取するとアルコールが急激に血中に吸収される上、カフェインの興奮作用が働いて、凄い勢いで酔っ払えるという代物！！　味も甘口で色々なフレーバーがあり微炭酸なので飲みやすいらしく、最近若者のパーティーには欠かせない飲料水になっているらしい。缶も一見　普通の清涼飲料水と見間違えるようなデザイン。これまたコンビにとかで買えちゃうからキケンである。アメリカは日本と違いアルコール飲料を買う時の年齢確認が厳しいが、このパッケージだったらお店の人がちゃんと知っていないと普通の清涼飲料水として売ってしまう危険性も無きにしも非ずである。

問題の記事

これらの"飲料水"が発売されてから何年経つのか詳しくは知らないが･･･やっと･･･今更･･･FDA（Food & Drug Administration：日本で言う厚生労働省）が動き出したらしい。ヤレヤレである。

そうそうこれらの価格ですが･･･普通の飲料水と変わらない安価で売られているのも問題ではないでしょうか？