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2005/08/06
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カテゴリ:地上の生活
アメリカのサウスウェスト航空では他の航空会社では聞いたことのないポリシーがある。

大きな人には二席分の料金を請求する。

実は20年以上前からこのポリシーはあったらしいのだが、3年前から強化している。

差別的用語に敏感なアメリカでは「太っている人」とは言わず、「P.O.S.」(Person of Size 大きさのある人)と呼んでいる。

1枚のチケットを購入した乗客が空港に現れる
→地上係員がその人の大きさをさりげな~くチェック
→座席の幅である47.625センチより大きいんじゃないかと判断
→「大きさのある方だと思われますのでもう1席分のチケットをご購入くださいませ」と言う

こんな感じらしい。

で、もし飛行機に乗ってドアが閉まって、おい、待てよ、空席あるんじゃないか、と気づいたら、後日会社に請求すれば割り増し料金は返金される。

この割り増し料金のことを隣の席にこぼれ溢れる体の脂肪分をイメージして俗に「spill-over ticket」と呼ぶらしい(苦笑)。

大きな人の隣に座ってアームレストどころか、自分の席にまで体が溢れてたら気分よろしくない上、お金を返してほしい気にもなるかもしれない。

けどこのポリシーの問題は:

○例えば行きの便はガラガラだったため、請求されなかったけど、帰りは満席のため、料金を請求される(その分一人降ろさないといけない)。

○「P.O.S.」かどうかは各地上係員の判断に任せられるため(まさかカウンター前でメジャーを出して測るわけにはいかないし...)、請求されたりされなかったりのボーダーラインの大きさの人もいるだろう。

○それ以前に、「P.O.S.」からすればこのポリシーは差別的だと言われ、裁判の対象になる。

う~ 難しい問題~

日本でこんなポリシーが導入される日がくるのだろうか ないだろうな~
だいたい、どんな敬語で気分を悪くさせずに説明するんだろう~


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Last updated  2005/08/06 02:47:50 AM



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