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テーマ:レースマシンの画像(371)
カテゴリ:ロードレーサー画像集
RC212V誕生から毎年大規模なモデルチェンジを繰り返してきたホンダ。 2009年式RC212Vはそれまでのフルモデルチェンジを止め、2008式の熟成、正常進化をもくろんだモデルとなった。 今まではタイヤメーカーがマシンに合わせたタイヤを製作してくれていた。 2009年のレギュレーション変更、タイヤワンメイク化によってマシン開発は大きな転換期を迎えた。 ワンメイクとなったブリジストンタイヤに合わせた車体作りが要求されたのだ。 前後重量配分の見直し、ニューマチックバルブ仕様のエンジンの熟成、フレーム、サスペンション、トータルでタイヤに合わせたマシンを創る事が要求された。 しかし、エースライダーのダニ・ペドロサがシーズン前テストで転倒して負傷、ワークスルーキーのアンドレア・ドヴィツィオーゾがマシンセットアップを進める事となった。 怪我の影響で開幕戦はポイント獲得がやっとだったペドロサだったが、2戦以降、3戦連続表彰台を獲得。 第5戦イタリアでペドロサ、腰を痛めここから歯車が狂い始める。 第6戦カタロニアでニューフレーム投入、しかしペドロサは負傷の影響で6位獲得が精一杯の結果。 第7戦オランダ、見事なスタートダッシュを決めたペドロサだったが、レース序盤に転倒を喫しノーポント、タイトル争いから脱落してしまう。 第8戦アメリカ・ラグナセカ 好スタートを切ったペドロサがトップを一度も譲る事無く今季初優勝。 第9戦ドイツもペドロサ3位表彰台を獲得。 第10戦イギリス、ドヴィツィオーゾがMotoGP初優勝を果たす。 第11戦から第16戦までペドロサは転倒して再スタートしたインディアナポリス以外、すべて表彰台に登っている。 そして最終戦バレンシアGP、好スタートを切ったペドロサは、一度も首位を譲ずる事無く、今季2勝目を達成。 ペドロサは2009年、ランキング3位を獲得した。 2011年シーズンを見据えて、ドヴィツィオーゾがサスペンションをショーワからオーリンズに変更、第12戦インディアナポリスから実戦投入した。 ブルノ以降、エンジン使用制限という新たなレギュレーション変更が加わったが、ホンダ製ニューマチックバルブエンジンは安定した性能を発揮し、レースウィーク中のトップスピードは17戦中11戦がホンダのマシンによって記録された。 2009 RC212V #3 Dani Pedrosa Repsol Honda Team MotoGPクラス参戦マシン 全長:2060mm 全幅:645mm 全高:1125mm 最低地上高:125mm 車両重量:148kg以上 エンジン形式:水冷4ストローク DOHC4バルブ V型4気筒 排気量:800cc 最高出力:210馬力以上 タンク容量:21リットル ミッション:カセット式6式 タイヤ:ブリジストン サスペンション前後:シヨーワ ブレーキ前後・ブレンボ 2009 RC212V ダニ・ペドロサ #3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 30, 2010 08:37:50 PM
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