知識検定を受けてきました。
去る2月28日の日曜日に、知識検定を受験してきました。 「知識検定」とだけ言われても何の知識を問う試験なのかさっぱりですが、公式サイトに「出題範囲のない検定です。試験範囲は”森羅万象”」とあるので仕方ありません。 知識検定公式サイト 試験には1級と2級があって、今回私が受験したのは1級でした。 試験時間5時間。 試験問題数は四択1000問(マークシート)。 1問あたり18秒。 ちょっと何言ってるかわかりませんが事実です。 下の写真は、試験問題の冊子です。模範解答や解説集ではありません。 試験範囲は「森羅万象」となっていますが、「ことば」「地理・歴史」「政治・経済」「社会」「国際」「自然科学」「生活」「スポーツ」「芸術」「カルチャー」の10ジャンルから書く100問ずつ出題され、1000点満点中700点以上で合格、ただし1つのジャンルでも400点を下回ると不合格という合格基準が定められています。 あまりにもジャンルが広すぎるので、この試験に特化した勉強をするというのは難しく、普段からいかに広く世の中のことに関心を持っているかが問われることになります。 自分が申し込んだ試験会場が東京だったので、前日の土曜日に東京入りして、人形町のホテルで一泊。上述の通り試験範囲が広いので、直前に何か詰め込むのはあきらめて、近くの甘酒横丁の食べ歩きとかしてました。柳家のたい焼きおいしかったですし、自分へのお土産用に買って帰った鳥忠の卵焼きも、自宅に帰ってからおいしくいただきました。甘味が効いたずっしりとした卵焼きを食べたのは久しぶりでした。 明けて試験当日。会場は九段下の二松学舎大学。 実は去年も受検していたのですが、昨今のコロナ禍ということで、入場の際に体温チェックがあったりと、去年とは違った雰囲気でした。 試験開始は10:40。ここから昼食休憩もなしの5時間ぶっ通しの耐久レースが始まりました。 実際に試験を受けた自身の感触は「去年より難しくなってない?」というところでしたが、Twitterの反応では去年よりも簡単になっているとの声も。となると、自分の実力が劣化しているということなんでしょうか…。ちょっとがっかりです。 問題の内容については、範囲が範囲なので一言で語れませんが、当然のごとくコロナ関係の問題が出たかと思えばオンラインゲーム関係の問題もあり。クイズらしいことわざや慣用句、地理・歴史の教科書の内容を問われた次のページには損益分岐点の計算をさせる問題があったり(これ確か簿記2級の範囲でしたよね?)と、去年同様どこから矢が飛んでくるかわからない1000問でした。 ですので、終わった時にはすっかり疲労困憊。帰りの電車を寝過ごさないようにするのが大変でした。 今、少しずつ自己採点のようなことをしながら問題を見直したりしていますが、世界にはまだまだ知らないことがたくさんあることを思い知らされる試験でした。 成績発表は4月下旬に届きます。手応え的には、今回は去年ほどよくないかなぁ、という感触ですが、楽しみ半分に待っておきますか。